11月9日(火)16時頃、福岡大学の北東の空に色濃く虹が架かりました。
今回見られたのは二重の虹(ダブルレインボー)で、非常に珍しい現象のようです。色がはっきり見える方が主虹、薄い方が副虹と呼ばれています。
主虹は大気の水滴で1回反射され現れるものに対し、副虹は2回反射され現れます。そのため、私たちがよく見ている主虹の色は空側から赤・橙・黃・緑・青・藍・紫の順番ですが、副虹は赤が地面側にくる正反対の順番になります。
今季節一番の寒さだったキャンパスでは、学生たちがダブルレインボーを指さし、スマホで写真を撮影する姿があちらこちらで見られました。自然の神秘や美しさをダイレクトに共感できる仲間との時間はとても素晴らしいもので、まさに“友との架け橋”とも感じられる虹でした。
