FUKUDAism(フクダイズム)

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キャンパスライフ

53年の歴史に別れ... 旧公認室内プール解体に際し工事安全祈願祭を行いました

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福岡大学正門を入ると正面に見えてくる半円柱状の建物。部活動や正課教育で福大生に長らく親しまれてきた旧公認室内プールです。昭和43(1968)年5月11日に竣工されました。

その先代となる屋外25メートルプールは旧中央図書館跡地、現在の芝生広場にありました。昭和32(1957)年10月に竣工し、旧公認室内プールが完成した昭和43(1968)年までの約11年間使用されました。

屋外プールで泳ぐ学生たち(昭和33年頃)

屋外プールの解体工事(昭和43年)

旧公認室内プールは、当初屋外型の50メートルプールとして建設される予定でした。しかし、正課教育でも使用することなどから、屋内型のプールに変更されました。プールには、曲面ガラスをはめ込んだのぞき窓などを設置し、正面・横・折り返しなどの泳法の撮影や監督・指導ができるように設計されたほか、プールの真上にブリッジをかけ、泳法を上から確認できるようにするなど、当時としては斬新な工夫が数多く施されました。

竣工から約53年、その間に在籍した学生は約25万人を数えます。多くの福大生、教職員に親しまれた旧公認室内プールは、老朽化と耐震性の問題などから、解体されることとなりました。

旧公認室内プールの建設現場(昭和42年)

竣工当時の旧公認室内プール(昭和43年)

旧公認室内プールでの正課教育の様子(昭和61年)

平成17年の福岡西方沖地震による被害

6月30日(水)には解体工事に先立って安全祈願祭が行われました。

さまざまな思い出とともに、旧公認室内プールはその機能を新しいプールへと受け継ぎます。

解体工事安全祈願祭の様子

現在の旧公認室内プール

新しい福岡大学プール(外観)

新しい福岡大学プール(内観)