FUKUDAism(フクダイズム)

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20201019
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留学生の就職活動を福大生がサポート

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福岡市内で暮らす外国人留学生の就職活動を本学学生でつくる「福岡友情ネットワーク」のメンバーがサポートしています。リーダーの菊池啓佑さん(経済学部産業経済学科2年次生)に話を聞きました。
「福岡友情ネットワーク」とは、本学経済学部の開講科目「ベンチャー起業論」で生まれた活動の一つです。



―「ベンチャー業論」を受講したきっかけと受講して感じた魅力を教えてください。
私は、ベンチャー起業論で楽しそうに活動する先輩方に憧れて受講しました。約400人という大人数の前で、堂々と自分の意見を話す先輩達を見て、いつかこんな風に堂々と、そして楽しく大学生活を送りたいと思いました。ベンチャー起業論の魅力は、学生が中心となって授業を運営していること、経営者や企業の代表の方の講義を聴けること、普通の大学生活では出会わないであろう方々と出会えることなど、数えきれないほどあります。これらは全て、ベンチャー起業論の授業の中に「楽しい」を重視した仕組みが組み込まれているからだと感じます。私たちが目を輝かせて活動することができる、この「楽しい」という感覚を味わえることがベンチャー起業論の最大の魅力だと思います。


―留学生の支援活動とはどのようなものですか、また工夫していることは何ですか。
外国人留学生の大半が就職活動に困っているようなので、就職支援をメインに活動していますが、留学生の困っていることを解決するための全般的な支援を行っています。活動は、zoomで留学生との意見交換会の場を設けたり、アンケート調査をしたりして、そこで悩みを吸い上げます。そしてそれを解決するために、福岡友情ネットワークのメンバーと企業へ話を聞きに行くなどして、学生ならではの視点で悩みの解決に取り組みます。活動で特に工夫しているのは、「たくさん会話をすること」と「留学生を理解すること」です。留学生とは文化や価値観などでさまざまな違いがあります。それらを理解するために、イベントなどを開催して(現在はオンラインで開催)会話をし、理解し、仲良くなることに力を注いでいます。

―活動を通しての葛藤や、成長したところなどを教えてください。
最初は、リーダーだからという責任感から、どんどん自分自身を追い詰めてしまっていました。しかし、活動していく中で、メンバーを頼り協働することの重要性に気付き、精神的に成長することができたと思います。私は「とりあえず留学生と仲良くなりたい!」という気持ちで今回のプロジェクトを始めましたが、今では「留学生の悩み事をどうにかして解決したい!」と思うようになり、人を思う気持ちに大きな変化を感じます。ただ授業を受けて勉強するだけではなく、留学生やメンバーと関わり、お互いに助け合える経験をできたことが成長に繋がっていると思います。


―大学生活における今後の目標を教えてください。
ベンチャー起業論で学ぶことのほぼ全てが、社会に出た時に生かせると感じています。学んだことを生かして、社会に出た時に一歩先を進めるようにしたいと考えています。また、将来は起業をしたいと考えているので、ベンチャー起業論で学べることは全て吸収して、どうすれば将来の目標を達成することができるのか考えながら大学生活を送ろうと思います。いずれは、留学生支援で仲良くなった留学生達と、グローバルな事業を展開したいです。

 

留学生にアンケート調査

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