福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2027』より)
“見えないもの”を粘り強く研究する。学科で得た微生物の知識や観察力が現場で生きる。
株式会社獺祭
藤原 銀 さん
(理学部地球圏科学科2025年卒業)
株式会社獺祭
藤原 銀 さん
(理学部地球圏科学科2025年卒業)


生物・化学・地学・物理といった幅広い分野の基礎から応用まで学べるため、自分の好きな分野を追求しながら、研究とじっくり向き合えるのが、本学科の魅力です。私は、細胞が動くしくみや神経系の機能を調べる「細胞生物学」などの領域を学び、脳の仕組みや行動との関係について深堀りする「神経生物学」の研究に取り組みました。神経細胞の働きや形状など、目には見えないものの変化を観察・分析する日々は、粘り強さと好奇心を試される時間でした。
現在は酒造会社で製麹作業や発酵管理の業務を担っています。おいしいお酒を製造するためには、米や麹の状態を細やかに観察し、温度や湿度を管理する繊細な工程が非常に重要で、それに係る作業はとても緻密です。好奇心を持って丁寧に対象物を取り扱う姿勢や、おいしさを探求する心は、まさに大学で身に付いたものだと感じています。
