福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
学問分野も時代区分も幅広く研究できる。
授業での学びが教育に対する考えの礎となった。


高校時代から古典文法が好きで、国語の教員を目指していたことから本学科を選びました。在学中は「日本語学概論」や「日本語史」などの授業で言語について学びを深め、国語への興味がいっそう高まりました。また、ゼミでは古典文法の助詞や助動詞について調査・研究し、助動詞についての卒業論文をまとめました。4年間を振り返ると、文学や語学という学問の点でも、古代から現代までに至る時代という点でも、幅広く学び、研究できる環境が整っていたと感じます。
現在は高校で教鞭を執っていますが、生徒は時代に応じて変化しています。それに伴い高校の授業も進化していく必要があり、そのために大切なのは教員自身も常に考え続けることだと思っています。今の私を支えるこの本質的な思考は、在学時に「日本語教育法」などの授業で国語教育や教育について学んだことがベースになっています
【関連リンク】
・人文学部日本語日本文学科ウェブサイト
・受験生サイト
・『学部ガイド2026』デジタルブック