福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
半導体性能に欠かせない製造装置の開発を担当。
電子回路や電子物性など、半導体工学の理解が生きる。


ハードウエアとソフトウエアの両分野を学べる点に惹かれ、本学科への進学を決めました。また、「さまざまな領域に挑戦しながら将来を考えたい」と思っていた私にとって、講義の内容などを基に、自分の興味や適性に応じて極めたいコースを選べるのも魅力に感じました。多面的に学べるおかげで就活時には選択肢の幅が広がるので、情報通信技術(ICT)やコンピュータ工学、半導体工学などの業界や「入学後にじっくりやりたい仕事を見つけたい」と考えている人にも、おすすめの学科です。
現在は、半導体の製造装置の開発に携わっています。この業務を担当する上で、半導体プロセスの理解は欠かせません。電子回路や電子物性を学び、研究室では集積回路設計や半導体デバイスについて知識を深められたことが、今後大きく役立つと感じています。