福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
学びを通して化学と生活のつながりを実感。
知識を深めて新しいものを創り出す研究者へ。


メイクが好きで、将来は美容関係の研究職に就きたいと思い本学科に進学しました。1年次生から実験を一人で任されることに最初は不安を感じていましたが、想定した物質が作れたり一人で完遂できたりした経験が積み重なり、自信につながりました。また、有機・無機・生物などそれぞれの分野を奥深く学ぶため、自分が何に興味があるかをじっくり考えられるのも魅力だと思います。私自身、授業で学ぶ中で化学が生活に密接に関わっていることを実感し、就職活動では業界を絞らず研究職がある企業の話を積極的に聞くよう心掛けました。
その中で出合ったのが、あらゆるパッケージのシールやラベルなどを制作する現在の仕事です。初めて思い描いていた通りのラベルが完成したときは、心から感動しました。私が所属する研究開発部では自分が担当しているテーマについて報告する機会が多く、その点では学生時代にも発表の場を多数経験していたことが役立っています。
【関連リンク】
・理学部化学科ウェブサイト
・受験生サイト
・『学部ガイド2026』デジタルブック