福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
地域医療への思いが本学科志望を後押し。
在学中に培った対人スキルは医療現場でも生きる。


本学科は第1・2学年で主に医学の基礎を理解し、看護体験や施設見学を含め、早期から臨床に接して学ぶことができます。第3・4学年では基礎医学と臨床医学の各論分野を習得、第5・6学年では学んできた知識を臨床現場で生かせることも魅力です。また、福岡大学病院以外に筑紫病院、西新病院と連携しており、地域特性の異なる環境で臨床修練を積むことができます。
私は、医師として働く両親の背中を小さい頃から見ていたことがきっかけで、医師を志しました。特に地域医療に貢献したいという強い思いを持ち、本学科へ入学しました。博士課程修了後は循環器内科に入科し、救命救急センターで救急患者さんの循環器診療を行うなど、経験を積んでいます。医師は医学的知識に加え、コミュニケーション能力も問われる仕事です。同僚や上司との連携は最も重要で、患者さんやご家族との間に信頼関係を形成することは、治療方針を決める上でも大切です。人間性や問題解決能力、指導力などの対人スキルは学生時代に部活動等でさまざまな学生と交流することで培うことができ、現場で大いに生かせています。
【関連リンク】
・医学部医学科ウェブサイト
・受験生サイト
・『学部ガイド2026』デジタルブック