福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
安全で効果的な運動療法を提供する心臓リハビリ。
授業と実習の積み重ねが、いまの仕事につながった。


本学科に進学したのは、保健体育教諭一種免許を取得できることに加え、健康運動指導士養成校に認定されていたからです。スポーツ生理学やスポーツ内科学の授業を通して、運動がどのようにがんや生活習慣病の予防につながるのか興味がありました。3年次に先生の勧めで心臓リハビリ施設を見学したことがきっかけで、現在の仕事に出合いました。
現在は、心臓病を発症し、運動能力や体の調節機能が低下した患者さんに対して運動療法を実施しています。患者さんの当たり前の暮らしを支援できること、そして「ありがとうございました」と感謝の言葉を頂く時は、嬉しい気持ちと同時にやりがいを感じます。
本学科は、高齢者における心身の健康づくりを科学的・実験的に学ぶカリキュラムが充実しているのも特長です。今では、在学中に培った経験が私の強みになっています。