福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
授業や上海研修で深まった異文化への理解。
多文化共生の知見が国際都市東京で生かされている。


オープンキャンパスで中国語の面白さに惹かれ、日本語と中国語の二つの言語を使えたら自分自身の幅が広がるのではと思い、本学科に進学しました。授業は少人数で行われ、日本人とネイティブの先生方から丁寧な指導を受けられるので、学びに集中できる環境があります。1年次の夏に参加した上海研修を通して、中国語のスキルが向上するとともに、景色や文化・人々の温かさに触れ、中国への理解がより深まりました。実際に現地へ行き、自分の目で他国について考える機会に恵まれたことは、私にとって大きな出来事として刻まれています。
このような経験から多文化共生に興味が湧き、外国人を支援する仕事がしたいと思うようになりました。海外からの観光客や留学生が全国で最も多い東京へ行くことを決め、現在は東京都庁で「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」関連の資産管理や展示を担当しています。
【関連リンク】
・人文学部東アジア地域言語学科ウェブサイト
・入試情報ウェブサイト
・『学部ガイド2026』デジタルブック