福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2026』より)
進路に最適化された少人数のコースで互いに切磋琢磨した日々。
ゼミが法律家を目指す基礎となった。


本学科では、目指す進路に合わせ3つのコースに分かれて少人数で専門的な学習を進めます。法曹界を目指す学生が身近にいて、彼らと切磋琢磨したことで法律家への想いがより強くなりました。特に印象に残っているのは、2年次から履修するゼミです。具体的な事例を基に法的な問題点を分析・検討し、日常生活における法律の解釈や適用事例、適切な解決法について深く考えました。この経験は法律学の面白さに触れる貴重な経験であったとともに、法律家を目指す礎となりました。
卒業後は検察官として6年勤務した後、企業法務に興味を持ち、現在は法律事務所で企業の通報窓口の調査担当弁護士として、内部通報に係る調査などを実施しています。
相手のニーズを把握・理解して進めていく今の仕事で欠かせないコミュニケーションスキルも、本学科での学びがあったから養われたと感じています。