福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2025』より)
「自分の切り口」がカギを握るディレクター業務。哲学を通して考え方を養えたからこそ、今がある。


テレビ番組『アサデス。KBC』のディレクターとして、VTRの制作やスタジオ展開の演出などを担当しています。VTRの制作はネタの提案から企画構成、 アポ取り、台本作りなど、オンエアまでの工程をすべて1人で担当するため大変ではありますが、自分ならではの切り口を「面白い」と言ってもらえたときには非常にやりがいを感じます。
この「自分の切り口」を持つ点においては、学生時代の哲学の授業やゼミで培われた「物の見方」が役に立っています。常に当たり前を疑うように教わっていたので、些細なことでも原因や背景を考える習慣が身に付きました。また、先生の「優秀な哲学者は例え話がうまい」という言葉も印象的で、 VTR中に例え話を用いるときにはよく思い返しています。本学科はさまざまな学問に触れられるので、「まだやりたいことが見つからない」という人でも、4年間を通して新しい自分を見つけられると思います。
※内容は2023年取材時の情報です。
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