福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2025』より)
教師になるために社会人入学を決意。英語学科での学びが自分の武器になった。


高校卒業後は民間企業に勤めていましたが、20代半ばで英語教師を志し、「社会人入試」の制度で本学科に入学しました。現在は公立中学校で英語を教えています。大切にしていることは、「生徒が主役」の授業をすることと、生徒とのコミュニケーショ ンです。特に、一人一人の成長や安心感につながる言葉のキャッチボールを心掛けています。
その上では、卒業論文を書いた経験が役に立っていると感じます。自分の主張を総論と各論に分けて伝えることで、何を言いたいのか明らかにしながら生徒と話せるようになりました。また、大学では発声を理論的に分析する「英語音声学」を専門的に学びました。スピーキング重視の英語学習を考える際、ここで身に付いたスキルが役に立っていることは間違いありません。また、留学はしなかったのですが「アメリカ文化文学演習」でアメリカ文化に触れられたことも、良い学びとなりました。
※内容は2023年取材時の情報です。
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