福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2025』より)
研究で培った継続力とプレゼン力。失敗を恐れず、次に生かす姿勢が大切。


自動車やパソコンなどの製品に搭載される半導体パッケージに必要な、「リードフレーム」という部品の設計やデザインをしています。
デザインを提案する際は、相手の立場に立って物事を考えながら、自分の意見を明確に伝えることが必要です。私が所属していた研究室では、定期的に研究の進捗状況や成果の報告会があり、いかに伝わりやすい資料作りができるかを常に考えてきました。簡潔で明確に伝えるプレゼン力は、ここで磨かれたと実感しています。
当時は研究がうまくいかずに落ち込むこともありましたが、「投げ出さずにやり抜くことで得られるものがある」と学び、失敗を恐れずチャレンジし続けることの重要性を学びました。
物理学は身の回りのさまざまな場面に応用され、 社会の発展に役立っています。きっと物理学を学ぶと、新たな発見があって魅了されると思います。
※内容は2023年取材時の情報です。
【関連リンク】
・入試情報ウェブサイト
・『学部ガイド2025』デジタルブック