福岡大学の卒業生を紹介します。本学志望の理由や在学中での学び、現在の仕事等について聞きました。
(広報誌『学部ガイド2025』より)
実習や研究活動の積み重ねが始動スタイルの確立と自信につながった。


「健康運動指導士」という資格を取得し、通所リハビリ施設で要支援・要介護に認定された高齢者に運動指導をしています。指導する相手は一人一人状態やその日の体調が異なるため、コミュニケーション能力と洞察力が欠かせません。指導内容はもちろんのこと、「どう伝えるのか」は指導者の腕の見せ所です。話し方や身振り手振りなど、指導方法によって個人の色をしっかりと出せるのがこの仕事の魅力でもあります。
運動指導のスタイルを確立する上で重要なのは、現場に出た回数です。在学中、実習や研究活動を通して医療介護の現場に赴き、数多くの経験を積めたことで仕事への自信が持てました。こうした実践を糧にできたのは、在籍する著名な先生方や優しい先輩方のおかげです。卒業生が多数いることも本学科の強みであり、私自身もその人脈が今の仕事につながっています。
※内容は2023年取材時の情報です
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・『学部ガイド2025』デジタルブック