6月28日(金)にハンドボール日本代表発表記者会見が行われ、福岡大学卒業生の中村匠選手(2019年スポーツ科学部卒業)が選出されました。
本学では、スポーツ科学部の科目「生涯スポーツ論」中で、選出発表をハンドボール部の監督である田中守教授や学生部長の築山泰典教授等と共に見守りました。
大勢の学生が見守る中、15時30分から会見が始まると教室内は緊張に包まれます。代表監督から中村選手の名前が発表されると、教室からは歓声と拍手が沸き起こり、同じスポーツ科学部の卒業生である中村選手の選出を祝福しました。
会見終了後には田中教授から「前回の東京大会の時にはメンバーに選出されず本人は相当悔しかったと思います。その経験を糧に努力を積み重ねてきたからこそ、今日の結果につながったと思います。皆さんもぜひ、卒業生の応援をよろしくお願いします」と発表を見守った学生に向けて挨拶しました。
ハンドボール部に所属している甲斐大翔さん(スポーツ科学部4年次生)と大村杏実さん(同)、ハンドボール部部長で中村選手のゼミの担当でもあった森口哲史教授に喜びの声を聞きました。
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甲斐さん
同じハンドボール部の先輩として誇りに思います。森口先生からも中村選手は在学当時から練習だけでなく私生活でも日々意識高く過ごされていたと聞いています。自分たちも見習い、中村選手に負けない活躍をしていきたいです。 -
大村さん
私は中村選手と同じGKというポジションをしているので、シューターとの駆け引きなど参考になるプレーが多くあります。目標はベスト8と語っていましたがそれを上回る結果を残してほしいです。 -
森口教授
入部した当初はまさかここまでの選手に成長するとは想像もつきませんでしたが、彼の素直さ、誠実さがここまでの選手にしたのではないでしょうか。実力が上がっても常に謙虚で努力を重ねる姿を見ているだけに今回の選出はとても喜ばしいことです。オリンピックという大舞台でも彼なら活躍してくれると思います。
ハンドボール日本代表は、7月27日(土)にクロアチア代表と初戦を戦います。中村選手への応援よろしくお願いします。