株式会社オンザコート(BALLER's 福岡店勤務)
田村建一郎さん(2007年経済学部経済学科卒業)
福岡大学経済学部の卒業生で、バスケットボールの専業メーカーで働く田村さん。大学時代の思い出や現在のお仕事、目標などについて伺いました。
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プロフィール
名前: 田村 建一郎(たむら・けんいちろう)
経歴:2003年に福岡大学経済学部経済学科に入学。在学中はバスケットボール部に所属し、卒業した現在もバスケットボールに携わる仕事を続ける。
ー福岡大学に進学した理由を教えてください。
高校入試で失敗してしまい、消化不良な高校時代を送りました。大学では、強豪校でバスケットボールをしたいと思い、福岡大学に進学しました。
当時は第一記念会堂にバスケットボール専用コートがあり、山口県の田舎から出てきたので、カルチャーショックを受けたのを覚えています。
ー福岡大学での4年間の思い出や、印象に残っているエピソードをお聞かせください。
バスケットボール部に所属し、私はずっとBチームではありましたが、チームメイトと切磋琢磨し、練習や筋トレなどに一生懸命励みました。
当時の監督さんが、「山(油山)を制するものは九州を制する」と常々言われていて、油山にはよく通ったものです。
そのほかにも、同級生のメンバーとオフに糸島や角島へ遠征へ行ったのも良い思い出ですね。
ー現在のお仕事に就くまでの経緯を教えてください。
バスケットボール部では同級生や先輩、後輩に恵まれ、充実した4年間を過ごすことができました。
卒業後は教員になるという選択肢も持っていましたが、バスケットボールに関わる仕事をしたいと思い、一度地元・山口のバスケットボール専門店で働いていました。しかし、バスケットボールの専業メーカーで自分の実力をもっと試してみたいという気持ちが高まり、現在の職場である株式会社オンザコート(BALLER's 福岡店)へ転職しました。
-現在のお仕事内容を教えてください。
株式会社オンザコートで、バスケットボールのユニフォームやTシャツなどのチームオリジナルウェアを作成しています。お客さまの望まれる物をカタチにし、出来上がりを喜んでもらった時はうれしいです。
また、福岡大学バスケットボール部をはじめ、携わっているチームが全国の舞台に出るのも、当事者のように喜びを感じます。昨年は福大バスケ部がインカレで活躍し、OBとしても気持ちが入りました。
-今後の抱負・目標を教えてください。
仕事をする中で、福岡はもちろん、九州全域で福大のOB・OGと携わる機会が多くあります。こうしたつながりが、仕事をする上でもとても強みになっています。
今後はこの仕事をを通じて、いろいろなかたちで母校である福岡大学に還元したいと思っています。
ー最後に、福岡大学で学ぶ後輩へのメッセージをお願いします。
福岡大学在学時代に、同級生が「大学での友人は一生モノ」と言っていました。
当時はいまいちピンときていませんでしたが、その言葉の意味を今になって痛感しています。今でも多くの学友と良い関係性を築いています。改めて、ネットワークの広い福大を出て良かったと感じます。
皆さんも今関わっている仲間を大切にしてください。きっと良い影響を与えてくれると思います。