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2021218
卒業生

「運動と栄養」の両面から病気を予防するための事業を展開 ~日高 秀さん~

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株式会社Crasti 代表取締役
日高 秀さん(2008年スポーツ科学部健康運動科学科卒業)

福岡大学スポーツ科学部の卒業生で、株式会社Crastiの代表取締役を務める日高秀さん。ピラティススタジオの運営と、オンライン食事指導の2つのヘルスケア事業を行っています。


  • プロフィール
    名前:日高 秀(ひだか・しゅう)
    経歴:2008年にスポーツ科学部健康運動科学科を卒業。「運動と栄養」の両面から、病気を予防するための事業を展開するヘルステックの起業家として活動。オンライン食事指導のサービス、ピラティススタジオの経営を行うほか、パーソナルトレーナーとしてプロアスリートの指導も担当している。

-​福岡大学に進学したきっかけを教えてください。

幼いころからずっとスポーツをしていて、将来はスポーツに関わる仕事をしたいと考えていました。身体の構造やスポーツについて科学的に学べる環境を求め、福岡大学スポーツ科学部に進学しました。

-福岡大学での4年間の思い出や、印象に残っているエピソードをお聞かせください。

大学でも4年間部活動を続けました。仲間との日々の思い出は、今でも本当にかけがえのないものです。

また、卒業論文は、1年以上かけて測定や運動指導に関する研究を行い、その考察を取りまとめました。その時の経験が、今の仕事の基礎になっています。


オンライン食事指導サービスのプレゼンをする日高さん

-福岡大学卒業後、現在のお仕事をされるまでの経緯や、現在のお仕事を志した理由を教えてください。

続けてきたスポーツや、大学で学んだことを生かせる仕事に就きたいと考えていましたので、迷わずパーソナルトレーナーを志しました。

現在も職種は変わっていないものの、独立して自分の会社を設立し、自分のやりたい分野をとことん追求しています。

-現在のお仕事の内容・やりがいを教えてください。

現在は、株式会社Crastiという会社を設立し、ヘルスケア領域の2つの事業を行っています。1つがピラティススタジオの運営、もう1つがオンライン食事指導サービスの運営です。

事業形態は異なりますが、どちらも健康に関わる事業であり、経営者として「ゼロからイチを」つくる環境にやりがいを感じています。また、パーソナルトレーナーとしては、プロ野球選手のトレーナーを務めることもあります。「仕事でプロアスリートに携わる」という昔からの夢がかないました。


ホークスの和田投手(中央)の自主トレにも参加

ー今後の抱負についてお聞かせください。

「病気になる前に予防すること」をヘルスケア領域では一次予防と言いますが、この領域で多くの人に利用いただけるサービスをつくりたいと思っています。超高齢社会の日本だからこそ、一次予防領域で世界のロールモデルになるべきだと考えています。

-最後に、福岡大学で学ぶ後輩へのメッセージをお願いします。

私自身も学生時代には気付きませんでしたが、望めば多くのことを学べるのが大学生活です。一見興味がないと思うことも、後になれば線でつながるような経験がたくさんありました。皆さんもぜひ、たくさんのことを経験し、学んでください。きっと将来につながることがあると思います。

どんなに良いアイデアでもカタチにしなければ価値は生まれません。行動することが大切なわけです。不確実な世の中ですが、勇気を持って一緒に頑張っていきましょう!


立石アルファ裕一選手(パラ卓球)を指導する日高さん