パーソナルクリエイター
今村 大祐さん(2005年スポーツ科学部スポーツ科学科卒業)
パーソナルクリエイター、ウォーキング講師として、マインドセットやボディメイクなど、幅広い分野で活躍する今村大祐さん。ミスユニバースをはじめ、各種コンテストのプロデュースや、ミラノコレクションでウォーキングディレクターを務めるなど、活躍の場を海外にも広げています。
現在のお仕事をされるまでの経緯や、やりがいなどを伺いました。
(※)パーソナルクリエイター・・・姿勢・歩き方・骨格からその人が本来持つ魅力・性格・心理状態を判断し、総合的に指導を行う人
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プロフィール
名前:今村 大祐(いまむら・だいすけ)
経歴:2005年にスポーツ科学部スポーツ科学科を卒業。大学在学中から姿勢や歩き方、健康・美容分野での仕事をスタート。
現在は、パーソナルクリエイター、ウォーキング講師として、一般の方からモデルまでの指導をはじめ、幅広い分野で活躍中。
ー福岡大学に進学した理由を教えてください。
運動に携わる仕事に興味を持っており、父が保健・体育の教師をしていたこともあって福岡大学スポーツ科学部への進学を決めました。福岡大学なら同級生も多く、他学部生との関わりも刺激になると思いました。
ー福岡大学での4年間の思い出や、印象に残っているエピソードはありますか?
一番の思い出は、福大で出会った仲間との日々です。卒業して16年以上経った今でも仲良くしています。自分たちで作ったサークルがきっかけで他学部生の仲間もでき、学園祭で出店したり、ミス・ミスターコンテストの出場者のサポートをしたことが特に印象深いですね。
ー卒業後、現在のお仕事をされるまでの経緯や現在のお仕事を志した理由を教えてください。
3年次生の時に、一般企業に就職せず、フリーで仕事をしていくことを決意しました。健康や美容の分野で起業して、有名になって、一生続けられて、稼ぎたいと思いました。そこでたどり着いた分野が「姿勢」と「歩き方」でした。
大学在学中からデューク更家氏に師事し、卒業した後もそのまま4年間師事しました。しかし、仕事をはじめた当初はウォーキング講師という仕事がなかなか世間に認知されず、25歳の時にはホームレス生活を強いられるまでに追い込まれました。スタートして8年間で、ようやく自分の仕事でご飯が食べられるようになりました。そこからは、天神に自分のスタジオを構え、国内外で仕事ができるようになりました。
-現在のお仕事についてお教えください。
パーソナルクリエイターやウォーキング講師を始めてから、今年で18年目を迎えました。現在の仕事は、正しい姿勢や歩き方のレッスンをしたり、ファッションショーのウォーキングやポージングの指導をしたり...ミス/ミセスコンテストの演出構成やウォーキングディレクターもしています。昨年は、世界4大コレクションの1つであるミラノコレクションのウォーキングディレクターを務めました。また、JPTA(日本プロポーショントレーニング協会)の代表として、プロのウォーキング講師の育成もしています。現在、全国に80人のインストラクターを輩出するまでになりました。
ー今後の目標を教えてください。
ウォーキング講師をこれまで以上に日本中、世界中に輩出するとともに、皆が美しく歩く世の中をつくりたいと思います。
ー最後に、福岡大学で学ぶ学生へのメッセージをお願いします。
見えない未来が不安で、見てきた過去に自信が持てない人もきっといると思います。あなたの5年後・10年後は、誰にも想像できません。見てきた過去に囚われず、見えない未来を理想のイメージに変えてください。「思ったとおりにはならなくても、やったとおりにはなる!」この言葉を心に刻み、目指す未来へ少しずつ歩んでほしいと思います。