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2021121
卒業生

"頑張る人の輝く姿を伝えられるアナウンサーに"-KRY山口放送・上田 奈央さん

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KRY山口放送 アナウンサー
上田 奈央さん(2020年人文学部英語学科卒業)

2020年4月にKRY山口放送にアナウンサーとして入社し、1年目から朝の番組「KRY さわやかモーニング」を担当する上田奈央さん。福岡大学在学中の思い出や、福岡大学で学ぶ後輩へのメッセージを頂きました。

KRYさわやかモーニングOA中

今年8月、24時間テレビのTシャツを着て

3年次生の時には学園祭のミスコンに出場

ドイツでの語学研修にて


  • プロフィール
    名前:上田 奈央(うえだ・なお)
    経歴:2020年人文学部英語学科卒業。在学中は3年次に学園祭のミスコンに出場。2020年4月からKRY山口放送にアナウンサーとして入社し、朝の情報番組「KRY さわやかモーニング」を担当している。

ー福岡大学に進学した理由を教えてください。

壮大なキャンパスやアクティブな雰囲気に惹かれました。また、9学部31学科の総合大学であるという点も魅力的でした。いろんな分野を学ぶ人と関わることができ、コミュニケーション能力を高めたり、視野を広げたりできるのではないかと思い、進学しました。

ー福岡大学での4年間の思い出や、印象に残っているエピソードをお聞かせください。

私は、人文学部が提供している語学力強化プログラムに参加し、3年次には、夏休みの1カ月を利用してドイツに語学研修に行きました。ドイツの大学に通って授業を受けながら、現地の学生とコミュニケーションをとったり、週末に小旅行をしたりしました。おしゃれな街並みを写真に収め、ドイツならではのお菓子やパンを楽しんだことは特に印象に残っています。

また、「Miss&Mr Fukudai Contest」に参加したことも良い思い出です。特に、七隈祭実行委員会の皆さんが、表舞台からは見えないところでたくさんの準備をしてくれたことに感動しました。ミスコンに出なければ出会えなかった関係者や応援してくださった方々との出会いも、私にとって忘れられない思い出です。

他にも、日々のレポートや教職課程の授業を友人と切磋琢磨しながら頑張ったり、中央図書館の静かで落ち着いた空間で本を読んだりした何気ない毎日も、卒業した今思い出すと大切な時間だったと感じます。

ー現在のお仕事を志した理由は何でしょうか。

高校生の時、福岡県筑後地区の高校生の美少女コンテストに出て、FBS福岡放送さんから密着取材をしていただきました。その時に、「テレビを通して、人の頑張る姿を私の言葉や表情で伝えたい」と感じ、アナウンサーになりたいと強く思いました。また、英語学科の先生から「声が良いからアナウンサーを目指してみたら?」と助言いただき、「こんな私でもアナウンサーを目指して良いんだ…!」と背中を押されたことも大きかったです。

-現在のお仕事内容とやりがいを教えてください。

毎週月曜日〜金曜日の朝5時20分から放送の、「KRYさわやかモーニング」という番組を担当しています。放送後は取材に行ったり、お昼のニュースを担当したりします。

今年の「24時間テレビ」でドライブスルー募金をしていた時、あるご家族(ご両親とお子さん2人)が募金をしてくださいました。その時親御さんから「(子どもが)アナウンサーになりたいって言っているんです!さわやかモーニング見ていますよ!」と声を掛けていただき、お子さんからは「アナウンサーになるので待っていてください!」と言われました。お子さんのまっすぐな眼差しがとても嬉しくて、アナウンサーの仕事にやりがいを感じました。

ー今後の目標を教えてください。

“頑張る人の輝く姿をしっかりと伝えられるアナウンサー”という私の理想のアナウンサー像に近づけるよう、日々の努力を続けていきたいです。頑張っている方のもとへ実際に足を運び、取材をして、その方の輝く姿や魅力を私の言葉や表情を通してしっかりと伝えていきたいです。取材対象者が、私に取材してもらえてよかったと思ってもらえるように、そして、その放送を見た視聴者の方が「自分ももっと頑張ろう」と思ってもらえるような放送を届けていきたいと思います。

ー最後に、福岡大学で学ぶ学生へのメッセージをお願いします。

限られた学生生活、この時間をぜひ大切にしてほしいと思います。

私が特にお勧めしたいのは、静かで落ち着いた中央図書館を利用することです。私はそこで、集中して本を読んだり、レポートや課題に取り組んだりしていました。また、一通り作業が終われば、「自分は今、将来のために何をしなければならないのか」を考える、自分を見つめ直す時間を設けていました。

次に、福大で開催されている講座やセミナー等に積極的に参加することをお勧めします。さまざまな人や言葉との出会いが、きっと皆さんの大きな財産になるはずです。

自分が置かれている環境に感謝しながら、福岡大学で輝く未来を掴んでほしいと思います。