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2020124
卒業生

7人制ラグビー元日本代表、現在はラグビーを軸に活動-築城 昌拓さん

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7人制ラグビー元日本代表
築城 昌拓さん(2006年スポーツ科学部スポーツ科学科卒業)

 

2020年からラグビー普及のための活動をはじめた築城さん

大学時代はラグビー部で活躍(最後列一番左が築城さん)

現在も母校でラグビー部を指導

ラグビー教室で子どもたちと

7人制ラグビーの元日本代表で、コカ・コーラレッドスパークスでプレーした築城昌拓さん。在学中の思い出や、現在のお仕事をされるまでの経緯などを伺いました。


  • プロフィール
    名前:築城 昌拓(ついき・まさひろ)
    経歴:2006年にスポーツ科学部を卒業後、コカ・コーラウエストレッドスパークス(当時)に入団。7人制ラグビーの元日本代表で、現役時代は2010年広州アジア競技大会で優勝。
    2018年に現役を引退してからは、コカ・コーラレッドスパークスのチーム広報・普及担当を2年間努め、今年からラグビー普及のための活動などを行っている。福岡大学ラグビー部時代には、桑水流裕策さん(7人制ラグビー元日本代表)や戸田尊さん(現:九州電力キューデンヴォルテクスヘッドアナリスト)らとチームメート。

ー福岡大学に進学した理由を教えてください。

当初、大学への進学は全く考えていませんでしたが、高校の先生からの勧めもあり、福岡大学商学部の推薦入試を受験しました。

しかし、結果はまさかの不合格。かなり落ち込みましたが、このまま諦められないと一念発起し、無事に一般入試でスポーツ科学部に合格しました。

ー福岡大学での4年間の思い出や、印象に残っているエピソードを教えてください。

2年次生のキャンプ実習でキャンプ長、4年次生の学部祭で実行委員長を務めるなど、多くのイベントに主体的に携わった経験が良い思い出です。いろんな部活動の仲間と活動できたことは貴重でした。

また、4年次生で出場した大学選手権(ラグビー)の1回戦で、法政大学に逆転負けを喫したことも印象に残っています。あと少しのところで負けてしまって、本当に悔しい思いをしました。しかし、この敗北が今もなお私を動かす原動力になっていますね。

ー卒業後はプロラグビー選手として長く活躍されました。

卒業後はコカ・コーラウエストレッドスパークス(当時)に所属し、2018年までの約12年間、ラグビーを続けました。

7人制ラグビーの日本代表では、大学卒業直前に選出されてから約6年間プレーしています。特に印象に残っているのは2010年の広州アジア競技大会の決勝戦です。結果的には金メダルを獲得しましたが、試合中に相手に危険なタックルをしてしまい、私は一発退場となりました。7人制で人数も少ない分、チームメートに迷惑を掛けてしまいました。チームワークの重要性を再認識した経験の一つで、今のラグビー指導にも生きています。

-現役を引退されてからは、どのような活動をされているのでしょうか?

2018年に現役を退いた後の約2年間、コカ・コーラレッドスパークスのチーム広報・普及担当を務めていました。

その後、「子どもたちにスポーツやラグビーの楽しさを伝えたい」という思いが募り、自ら「O.U.P.スポーツアカデミー」を立ち上げました。福岡には少年ラグビークラブがたくさんありますが、平日にボールに触れる機会が少ないことを知り、そんな環境を変えたいと思ったのです。少しずつ、福岡の新しいラグビー文化を創出していきたいですね。

そのほかにも、福岡県立朝倉光陽高校で非常勤講師を務めたり、毎週土曜日放送のRKBラジオ「FUKUOKA 15」でパーソナリティを務めたり...福大ラグビー部のコーチとして指導もしています。

全てはラグビーを普及させるためです。やりがいばかりで、楽しい毎日です。

ー今後の目標を教えてください。

現在の活動を継続しつつ、新たなことにもどんどんチャレンジして、ラグビー界を変えたいと思っています。

モットーは「ゼロからイチ」。1から10にすることは簡単でも、0を1にすることが大変なんです。私ができる限りのお手伝いをできればと思っています。ラグビー界のため、そして母校のためになれば何よりです。

ー最後に、福岡大学で学ぶ学生へのメッセージをお願いします。

人生を通して、さまざまなことにチャレンジしてください。失敗を恐れてはなりません!

チャレンジし続けていれば、新しい扉が見えてきます。そして、その扉を開いていけば、自然と成長している自分に出会えるのです。皆さん、新しい自分、成長した自分に出会ってみたいと思いませんか?お互いにチャレンジを続けましょう!


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