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2020925
卒業生

女子サッカーの普及・振興を目指してー樋口 貴史さん

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八女学院中学校・高等学校 教諭
樋口 貴史さん(2000年スポーツ科学部スポーツ科学科卒業)

 


 

福岡大学サッカー部(男子)出身で、過去にはアビスパ福岡で指導した経験もある樋口貴史さん。

今春からは、八女学院中学校・高等学校で教師をしながら、「八女学院女子サッカークラブ」の立ち上げに向けて準備を進めています。福岡大学での思い出や今後の目標などについて伺いました。


ー福岡大学に進学したきっかけを教えてください。

私が中学生になる頃、「福岡ドリームス」という中学生対象のサッカーチームが設立され、私はセレクションを受けて入団しました。当時の監督やコーチは福岡大学サッカー部の関係者の方々がほとんどで、素晴らしい指導を受け、楽しくサッカーをさせていただいたことを鮮明に覚えています。また、当時は私たちが練習をしている隣で福岡大学サッカー部の選手が練習をしていて、自然と「自分も将来ここでプレーをしたい」と思うようになりました。

高校生になってもその気持ちは変わらず、迷いなく福岡大学に入学しました。

ー福岡大学での4年間の思い出や、印象に残っているエピソードをお聞かせください。

一番の思い出は、やはりサッカー部の一員として過ごした時間です。多くの先輩や後輩と同じ目標に向かって頑張ったことは、今でもかけがえのない私の財産です。また、大学3年次生からは、中学校でお世話になった「福岡ドリームス」のコーチとして子ども達に指導をさせていただき、指導の難しさや楽しさを経験できたことも印象深い思い出です。

ー今のお仕事をされるまでの経緯を教えてください。

大学卒業後は、福岡市の中学校で体育教師として2年間勤務しました。しかし、サッカーの指導者としてもっと勉強したいという思いが強く、その後、自分が中学と高校で在籍していた「アビスパ福岡」で指導者として活動させていただきました。アビスパ 福岡では、コーチとして12年間指導を続けながら、福岡県や九州地区の女子トレセン(※)にも携わりました。

今年度からは、八女学院中学・高等学校の教員として勤務しています。指導者として九州の女子サッカーの普及・強化に尽力したいという思いがあり、来年4月に「八女学院女子サッカークラブ」を立ち上げるためです。現在はその準備を着々と進めています。

(※)「トレセン」とは
日本サッカーの強化・発展のため、
優秀な選手・指導者を育成する日本型発掘育成システム。女子はU-12、U-15、U-18が対象となっている。

ー今後の目標をお教えください。

教員として、子ども達が楽しい学校生活が送れるようにしたいと思っています。

また、「八女学院女子サッカークラブ」の指導者として、女子サッカーの育成に貢献するとともに、チームの目標として「5年以内に九州一 」「10年以内に日本一」を掲げています。

ー最後に、福岡大学で学ぶ学生へのメッセージをお願いします。

在学中の4年間で、しっかり自分自身と向き合い、夢を持ち続けてください。上手くいかないときもあると思いますが、自分を信じて、諦めずに前に進んでください。心から応援しています!