福岡大学 大学案内2026
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● 社会性行動と腸内細菌の関係● 昆虫の感覚受容・処理機構● 植物の屈性のしくみ● 環境変化と土壌生物群集の多様性● 刺胞動物の発生過程における細胞移動● チューブリンの重合温度感受性● 動物初期胚の背決定因子● ミトコンドリア動態の研究● ミツバチの交尾飛行● 社会性動物の脳のしくみと進化● 水蒸気ライダーによる線状降水帯発生の● コンピュータシミュレーションと室内実験● 恐竜類などの脊椎動物化石の分類的研究● 石灰岩に記録された海水準変動の復元● マグマの成因と大陸の起源● 地殻変動と地下水の研究● 福岡におけるPM2.5の組成とその起源● 冬季における寒気の分布と移動経路● 本学科で学ぶ知識や技術が現場でいかに活用されているか、現場に立つ専門家による講義科目で社会とのつながりを考えます。教員、博物館学芸員などの職業教育課程も充実。より高度な研究を求めるなら大学院。社会の中での自分の役割と職業について考えます。● 多くの実験や演習、フィールドワークに取り組みます。その集大成が、4年次に1年間をかけて行う卒業研究です。対象は電子顕微鏡で見るミクロな生物の世界から地球の歴史を刻んだ地層まで。テーマはさまざまでも、実践を通して自然を観る目、自然と対話する技術を身に付けることが共通の目標です。● 1年次に自然科学の基礎領域を広く学び、2年次からは、岩● 生物・生命コース石圏・大気圏・水圏・生物圏について、専門的に深く学びます。4年次には、地球や生命に関する最新のトピックスを扱った特別講義を履修できます。幅広い基礎から最新の研究成果まで、地球・環境と生物・生命に関する豊かな知識を身に付けます。※ 他コースの科目を履修することも可能である。他コースの科目を学ぶことにより、自らの専門性をさらに高めることができる。研究による大気・海洋中の渦の研究/ 地学、物理学、化学を軸に、固体地球の成り立ち、大気の運動、環境物質、地球の歴史などを対象に学習・実験。/ 生物学を軸に、分子、細胞、神経、行動、植物、生態を対象に学習・実験。[生物・生命関連テーマ]4年次卒業論文をまとめる教員の指導のもと、専門研究を進め、4年間の集大成「卒業論文」にまとめる。4年間の流れ1年次自然科学の基礎を徹底学習地球圏科学は、物理学、化学、生物学、地学などの自然科学の総合科学。1年次は、それら自然科学の基礎領域を徹底的に学ぶ。実験・観察とディスカッションを駆使したアクティブな学習を通じて、自然を観る “ 目 ”と“ 実証力 ”を身に付ける。地球圏科学科の特長は、物理学、化学、生物学、地学といった基礎の上に、生物とそれを取り巻く地球を科学的に深く学べることです。1年次の基礎的な幅広い学習によって抱いた興味や関心によって、2年次からは地球・環境や生物・生命について、専門的かつ総合的に学びます。地球と生物を相手に、豊富な実験、演習、フィールドワークに取り組みます。目指すのは、自然科学を通して地球と生物の未来に貢献できる“ 私 ”です。将来はと機能[地球・環境関連テーマ]2・3年次研究につなげる専門的な学習● 地球・環境コース地球と生物を見る確かな目と知識で、人類の未来に貢献できる人材へ0303 専門教育と社会と職業、 そして、進路を考える0101 自然科学の基礎から地球・環境と 生物・生命に関する最新の知識を学習0202 実験・演習・フィールドワークで 地球や生物と対話096自然科学の基礎を、そして地球と生物を専門的に学ぶ!我々ヒトを含む生物とそれを育む豊かな地球の未来のために。理学部Faculty of Science, Department of Earth System Science学びの特色卒業論文の主な研究テーマ地球圏科学科

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