● 和歌からうかがえる七夕● 小川洋子『博士の愛した数式』論● 夏目漱石『吾輩は猫である』における美食と胃痛● 芭蕉と蕪村〜恋句に見る二人の句風〜 ● 「文字を書く」ということの言語化について ● 江戸川乱歩『人間椅子』論 ● 江戸時代における感謝表現の地域差について ● 『源氏物語』における色彩表現と機能 ● 太宰治『人間失格』論 人文学部Faculty of Humanities, Department of Japanese Language and Literature ● 専門分野には、古代から現代までの日本語学、日本文学のほかに、比較文学があります。1、2年次では幅広く基礎を学び、3年次以降は自己の目標に応じて自由に専門分野を選ぶことができます。2年次から始まる少人数制のプレゼミを履修。古代から現代までの語学や文学、および比較文学の調査研究法などから、3年次以降の専門研究に不可欠な調査やレポート作成の手法を身に付ける。● 各学年の学生約70人に対して教員10人(学生約7人に教員1人)の少人数制であることも本学科の特長。入学から4年次の卒業論文作成まで、濃密で手厚い指導を行います。またゼミでは年次を超えた先輩・後輩・大学院生との交流の中で、学習や研究に関することはもとより、さまざまなアドバイスが受けられます。それまでの学習をベースに古代から現代までの語学や文学、および比較文学のゼミに所属。自分の興味や関心に応じたテーマを見つけ、専門研究に取り組む。3年次のゼミで見つけたテーマの研究を進め、担当教授のマンツーマン指導により「卒業論文」を執筆。完成の達成感と充実感が、自信という大きな財産に。● 貴重な書物・文献や文学遺跡に直接触れる感動や意義は大きいため、体験学習(フィールドワーク)として「訪書旅行」を、2・3年次生の希望者を対象に実施しています。これまで2泊3日の行程で、京都や奈良などを訪ねました。必修科目の「日本語日本文学基礎演習」「日本文学史」「古典文学講読」、選択必修科目の日本語学、日本文学、比較文学の各「概論」等から、日本語や日本文学を学ぶための基礎知識と、大学での学習方法を身に付ける。私たちの文化、社会、生活の根幹となる日本語と、それにより表現された日本文学。日本語日本文学科では、全時代をカバーする教授陣によって、それらを体系的に学びます。また、充実した比較文学のカリキュラムは、「世界の中の日本」というより広い視野での研究を可能にしています。演習中心の少人数制授業を通して、日本語と日本文学の根幹を学び、専門的な知識とともに、ものごとを深く考える力を備えた、豊かな自己の確立を目指します。将来は4年間の流れ1年次0101 多様な専門分野から 目標に応じて自由に学ぶ2年次3年次4年次教育をはじめさまざまな分野で活躍できる人へ0303 「訪書旅行」での体験学習0202 学生約7人に教員1人の 少人数制052広い視野で学ぶ日本語と日本文学を通して専門的知識と洞察力を備えた、豊かな人間性を持つ人材を育む。学びの特色卒業論文の主な内容やテーマ日本語日本文学科
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