福岡大学 大学案内2026
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● 中・近世ヨーロッパの社会と環境● アメリカ史の諸問題● 近代・現代フランスの政治と社会● 唐宋時代の政治と社会● 明清時代の政治と社会● 藩政史料の研究● 昭和戦前期の政治と社会● 古代・中世の九州関係史料の研究● 中世後期の政治権力と文化● 考古学の諸問題(旧石器〜古墳時代)● 日本・東アジアの考古学 (古墳時代〜中近世)0101 全時代を網羅する教授陣 ● 本学科の特長の一つは旧石器・縄文から近・現代まで、あらゆる時代に対応した教授陣が充実していること。学生一人一人に向き合い、的確かつ適切な指導やサポートがあります。0202 九州北域は歴史の宝庫 ● 古くから大陸文化の玄関口として開かれ、諸外国との交流が深い九州北域には、貴重な歴史遺産や遺構が多数あります。そのような“地の利”を生かした体験学習(フィールドワーク)にも積極的に取り組みます。0303 歴史をライフワークにする ● 本学科では、教員・大学院生・学生・卒業生が運営し、研究報告や公開講演を行う「七隈史学会」を主催しています。同会は専門誌・会報の発行も行っており、歴史学をライフワークにするための大切な場となっています。0404 専門性の高いカリキュラム● 本学科のカリキュラムは、歴史を深く学びたい学生の意欲に応える専門性の高さが特長です。選択科目を多くし、授業スタイルも従来の講義主体から学生参加型へと、「考える歴史学」教育を実践しています。0505 研究室を活用した専門学習● 全国から寄せられた報告書や遺物・史料・文献などを豊富に所蔵しています。これらは学生の教育にも活用されており、本学科の歴史学研究室・考古学研究室は学界から高い評価を得ています。また研究室は学生たちの学びや交流の場でもあり、活発な議論が日々交わされています。0606 「卒業論文」に高い評価● 「卒業論文」は専任教員が手厚く指導しており、高い評価と多くの注目を集めています。[東洋史演習]2・3年次日本史・東洋史・西洋史・考古学これら4専修から、1年次での学びを通じて抱いた興味や関心に応じて選択。専門性を深めていく。選択した専修の学びを進め、発見したテーマについて高度かつ深く研究。「卒業論文」により4年間の学びを結実させる。必修科目の「史学概論A,B」「歴史学入門演習A,B」、日本史・東洋史・西洋史・考古学の各概説(選択必修科目)から、歴史学を専門的に学ぶために必要な基礎を身に付ける。歴史学科で取り組むのは「考える歴史学」です。日本史では古文書を、東洋史では漢文を、西洋史では欧文を読み解き、考古学では出土遺物等を調査して、情報収集・分析を行ったうえで研究発表を繰り返し、最終的には卒業論文を執筆します。専門性の高い学びですが、段階的に組まれたカリキュラムと丁寧な指導が4年間を支えます。また、学生参加型の授業や学会との連携など、充実した教育・研究環境がもたらすメリットも多々あります。卒業後は培った情報収集・分析力やプレゼン力をいかして、民間企業や公務員、教員など幅広い分野での活躍が期待されます。学芸員や研究者を目指して大学院に進学する人も増えています。将来は[西洋史演習]4年間の流れ1年次4年次[考古学演習][日本史演習]教員や学芸員、マスコミなど広範囲なフィールドで活躍できる人材へ050ひとりひとりに向き合う細やかな指導。専門性の高い「考える歴史学」に取り組むことで、「過去」から「いま」の世界がみえてくる。人文学部Faculty of Humanities, Department of History学びの特色ゼミナールの主な内容やテーマ歴史学科

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