福岡大学 大学案内2026
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電気工学科12435電気の発生&変換方法をマスターしよう発変電工学電気を変えるパワー半導体パワーエレクトロニクス電気□C言語=無限大情報処理 現代社会で不可欠な電気エネルギーを、どのようにつくる(発電する)のか、電力を運ぶにはどのように電圧などを変換する(変電する)のかを学ぶ科目です。水力・火力・原子力発電の現状を知るだけでなく、環境とエネルギーの調和に配慮した発電方法に関する現状と将来の開発動向についても学びます。 C言語を学ぶと、家電や電気自動車の「頭脳」にあたるプログラムを作れるようになります。例えば、ロボット掃除機が部屋を動き回る仕組みや、電気自動車が省エネで走る技術は、C言語によって制御されています。自分のアイデア次第で、次世代の製品を生み出す可能性は無限に広がります。ここから開く!学びの扉[ Pick Up ] パワーエレクトロニクスとは、パワー半導体と呼ばれる電気スイッチを用いて交流や直流を制御し、モータなどの電気機器を効率よく動かす技術で、交通、産業、家庭にあるさまざまな装置に適用されています。授業では、電力変換器の回路構成について詳しく学び、基本動作と特性を習得します。スマホやEVで大活躍する半導体電子工学ドローンを空中にピタリくぎ付け制御工学 機器を望ましい状態になるように操作することを制御と言い、制御を人間ではなく機械などによって自動的に行うことを自動制御と言います。適切な自動制御によって、機器の動作精度向上や省エネなど、さまざまなメリットを得ることができます。本科目では、自動制御システムの動作解析手法と設計方法を学びます。 スマホやパソコン、電気自動車(EV)は半導体で作られた集積回路(IC)やパワーデバイスが無くては実現できません。半導体は、物質の中の電子の不思議な現象(量子力学)を利用しています。他にも太陽電池やセンサー、リニアモーターカーで期待されている超伝導についても、基礎から応用まで学びます。学部ガイドもっと詳しく月火水木金私の時間割(3年次後期) 安全で効率的な発電・送電・蓄電を実現するための仕組みや理論を、実習と実験によって体得できます。実験は貴重かつ理解を確かなものにします。本学科には専用のパソコン室や学生実験室のほか、雷実験を実施できる高電圧実験室など、実習に不可欠な設備が整っています。発展的な課題も機器を使って理解できるため、考察力や分析力が磨かれます。 電気機器や変圧器、回転機に関する実験をグループで実施する「電気工学実験Ⅰ・Ⅱ」です。座学で学んだ構造や理論を、機器で確かめながら理解を深めていきます。役割を分担し、配線や機器の運転、必要なデータ採取を行いました。意見が異なるときも丁寧なコミュニケーションを心掛け、チーム作業を前進させる能力が向上したことを実感しています。生活に欠かせない電気の現象を理解する。充実の実験環境で磨かれた考察力や分析力。この学科の魅力は?Q1好きな授業は?Q2(福岡県 春日高校出身)4年次生 木原 未夢 さん9:00ディジタル制御工学通信工学電気法規及び施設管理電気材料Ⅱ電子工学Ⅱ電力伝送工学ⅡパワーエレクトロニクスⅡインターミディエイト・イングリッシュⅣ電気工学実験Ⅱ発変電工学Ⅱ制御工学Ⅱ10:4013:0014:4016:20Fukuoka University Guide 2026経済学部人文学部法学部商学部・商学部第二部理学部工学部医学部薬学部スポーツ科学部※他に分類されるものを除く業種別比率(2024年度)105公務※2.2 %教育、学習支援業2.2 %サービス業 17.8 %卸売業、小売業 3.3 %大学院進学 2.2 %その他 10.0 %建設業 30.1 %製造業 24.4 %情報通信業 6.7 %運輸業、郵便業 1.1 %在学生の声就職

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