福岡大学 大学案内2024
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理学部● 地球物理学分野● 生物科学分野       A群B群C群専門教育科目学部ガイドでもっと詳しく![ 3年次 ]専門分野を選び研究につなげつつ各分野を横断した履修も可能● 地球科学分野[ 4年次 ]3年次地球―生命を見る確かな目と知識で、人々の未来に貢献できる人材へ[ 将来は ]科目の詳細›シラバスWeb版›4年次Fukuoka University Guide 2024065[地球科学分野]● 恐竜類などの脊椎動物化石の分類学的研究● 石灰岩に記録された海水準変動の復元● 岩石・鉱物から探るマグマの成因と大陸の起源● 温泉・地下水から探る地殻流体のはたらきと地殻変動●化学実験  ●物理学実験△数学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ△力学Ⅰ,Ⅱ△化学A,B△地球圏科学序論△地球圏科学入門演習△地球科学Ⅰ,Ⅱ△地球物理学概論△生物科学Ⅰ,Ⅱ自然科学の基礎を徹底学習地球圏科学は、物理学、化学、生物学、地学などの自然科学の統合科学。1・2年次は、それら自然科学の基礎領域を徹底的に学ぶ。豊富な実験を通じて、自然を観る“目”と“実証力”を身に付ける。学びの特色自然科学の基礎から地球と生物に関する最新の知識を学習● 1・2年次に自然科学の基礎領域を広く学び、3年次からは、岩石圏・大気圏・生物圏に対応する地球科学分野、地球物理学分野、生物科学分野の専門を深く学びます。自分の専門分野だけでなく、他の分野の科目も自由に履修できます。4年次には、地球や生物に関する最新のトピックスを扱った特別講義を履修できます。幅広い基礎から最新の研究成果まで、地球と生物に関する豊かな知識を身に付けます。4年間の流れ[ 1・2年次 ]専門教育科目カリキュラム卒業論文の主な研究テーマ(2023年度入学生適用) ●必修科目 ○選択必修科目 △選択科目●生物学実験   ●地球科学実験△数学Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ△物理学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ△化学C,D△地球物質科学Ⅰ△地球環境進化学Ⅰ△地球変動科学Ⅰ△地球物質循環学Ⅰ△大気物理学△動物生理学△発生生物学△遺伝生物学△生態学[地球物理学分野]● 大気・海洋中の渦に関するコンピューターシミュレーションおよび室内実験● 冬季における寒気の分布と移動経路● 福岡のPM2.5 質量濃度とエアロゾル組成の変化とその起源● 水蒸気ライダーによる線状降水帯発生時の水蒸気観測[地球科学野外実習] 地球科学的な自然現象とその調査方法を野外で体験的に学習し、大地の成り立ちについて理解と知見を深めるために3泊4日で行う実習です。4年次に1年間をかけて行う卒業研究です。対象は電子顕微鏡で見るミクロな生物の世界から地球の歴史を刻んだ地層まで。テーマはさまざまでも、実践を通して自然を観る目、自然と対話する技術を身に付けることが3分野共通の目標です。/地学を軸に、固体地球の成り立ち、地球の歴史 などを対象に学習・実験。/物理学、化学を軸に、大気の運動や大気中の 物質などを対象に学習・実験。/生物学を軸に、生物の発生、細胞、神経系、行動を 対象に学習・実験。実験・演習・フィールドワークで地球・生物と対話● 多くの実験や演習、フィールドワークに取り組みます。その集大成が、○地球物質科学実験Ⅰ,Ⅱ○地球科学野外演習○地球物理学実験Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ○生物科学実験Ⅰ,Ⅱ○生化学実験△地球物質科学Ⅱ△地球環境進化学Ⅱ△地球変動科学Ⅱ△地球物質循環学Ⅱ△地球物質化学△地殻進化学△地球化学△地球熱学△流体力学Ⅰ,Ⅱ○地球科学野外実習△地球流体力学△大気環境物理学A,B△気水圏物理化学△原子物理学△エレクトロニクス△構造生物学△神経生物学△行動生物学△形態形成制御学△進化生物学△植物生理学△エネルギー生物学△系統分類学△生物学野外実習△応用地球圏科学△理科教育法Ⅰ,Ⅱ[生物科学分野]● 環境DNAを用いた植物多様性の地域間比較と年間比較● ミツバチ個体への振動刺激が行動におよぼす影響● 細胞が動くしくみの解明● ヘパリン注入によるナミアゲハの翅紋様変異卒業論文をまとめる教員の指導のもと、専門研究を進め、4年間の集大成「卒業論文」にまとめる。専門教育と社会と職業、そして、進路を考える● 本学科で学ぶ知識や技術が現場でいかに活用されているか、現場に立つ専門家による「応用地球圏科学」で社会とのつながりを考えます。教員、博物館学芸員などの職業教育課程も充実。より高度な研究を求めるなら大学院。社会の中での自分の役割と職業について考えます。●卒業論文△地球圏科学特別講義A,B,C1年次2年次Faculty of Science, Department of Earth System Science自然科学の基礎を元に地球・大気・生物を専門的に学ぶ!我々ヒトを含む生命とそれを育む豊かな地球の未来のために。地球圏科学科の特長は、物理学、化学、生物学、地学といった基礎の上に、我々生命とそれを取り巻く地球を科学的に深く学べることです。1・2年次の学習によって抱いた興味や関心によって、3年次からは地球科学分野、地球物理学分野、生物科学分野のいずれかを選び、専門的かつ統合的に学びます。地球と生命を相手に、豊富な実験、演習、フィールドワークに取り組みます。目指すのは、自然科学を通して地球と生命の未来に貢献できる“私”です。地球圏科学科理学部

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