福岡大学 大学案内2024
30/124

●データサイエンス・AI入門●福大生のためのキャリアデザイン●アカデミックスキルズゼミ●福岡大学を学ぶ・福岡大学でいかに学ぶか総合教養科目(a)オムニバス形式の授業『災害から自分や家族を守る』日本各地で毎年のように地震や水害が起きています。この授業では、防災に関する基礎知識を学ぶことにより、災害から自分や家族を守る術、被害を最小にする準備と対応方法を修得します。「自助・共助・公助」の考え方を柱とし、さまざまなトピックスを理解することで、一生涯役に立つ教養を身に付けることができます。授業は各学部の教員および福岡市役所・消防局・各種報道機関の方々を講師とするオムニバス形式で進められます。文系理系両側面から防災に関する知識を広く得ることがこの授業の特徴です。科目一覧(b)アクティブ・ラーニングによる授業『大学生のための現代社会論』現代社会のさまざまな課題と向き合い、それを解決する力を養うことが求められています。この授業では、知識だけでは簡単に答えが導けない現代社会の“問い”に対して、大学生同士で熟考・熟議しながら自分なりの考えを構築できるようになることを目指します。3つの大きなテーマ「科学技術×倫理」「開発×環境」「戦争×平和」を取り上げ、ディスカッション、ディベート、ジグソー法などを取り入れて協働学習を行い、他者の価値観の理解も深めながら、現代社会のさまざまな課題に対応するための判断力を養っていきます。 インターネットやニュースなどでよく見聞きするようになった「AI」とは何か知っていますか。現在、膨大なデータを収集して傾向などを分析し、社会やビジネスの課題解決につなげることを目指すデータサイエンスやAI(ArtificialIntelligence:人工知能)の利活用が盛んになっています。これからはAIの時代とも言われ、文系・理系を問わず大学生のうちに、データサイエンス・AIの知識・技術を学び、素養(デジタル社会の読み・書き・そろばん)を身に付けておくことが求められています。この科目は、データサイエンス・AIについて学び、そのリテラシー(適切に理解し、活用する力)を習得するための入門科目で、全学部の1年次生が履修できる共通教育科目として2022年度から開講されています。e-Learningを活用し、オンデマンド型で学ぶことができるため、都合の良い時間に受講することができます(受講する曜日・時限は決まっておらず、自ら計画を立てて学んでいきます)。※文部科学省が推進する認定制度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」のモデルカリキュラムに準拠する内容となっています。028PICK UPPICK UP[ 身につけることができる能力 ]●データサイエンス・AIの必要性を理解し、説明できる力●社会で活用されているデータ・AI活用の事例について説明できる力●どのような思考方法でデータを扱うかを理解し、説明できる力●データを読み、説明できる力●Excelなどの汎用ソフトウェアを用いて典型的なデータを扱える力●データ・AIを扱う上での留意事項を説明できる力●数理・データサイエンス・AIについて自ら学び、活かす姿勢開講テーマの例●災害から自分や家族を守る●大学生のための現代社会論●『言葉の力』を身につける●貨幣の謎-新型コロナウイルスから解明する●皆で考える地球温暖化とカーボンニュートラル●アントレプレナーシップを学ぶデータサイエンス・AI入門総合系列科目総合系列科目「福岡大学で考える現代社会」は、地球規模の課題やそれに対する取り組みなど、現代の複雑な諸問題について考えるための科目群で、総合大学ならではの分野横断、文理融合の学際的な内容となっています。「福岡大学で考える現代社会」には、(a)オムニバス形式の授業を通じて問いに取り組むクラスと、(b)話し合いを中心とするアクティブ・ラーニングを通じて学ぶクラスの2種類があります。学修基盤科目社会の情報化や技術革新が進むにつれ、生活が便利になっていく一方で、次々に開発される技術や社会の変化に対応する力が益々重要になっています。また、グローバル化が進んだ社会では、世界の動きを理解する力、協力して仕事を進める力などが必要になります。さらに、思いもよらなかった問題、想定外の大規模な自然災害や事故が起こることもあるでしょう。このような現代社会では、現状を問い直し、自ら問題点を発見し、適切な問題設定とその解決策を模索しながら、主体的に学び続けていくことが求められます。「学修基盤科目」では主体的に継続して学ぶ人間に成長するための基盤を形成することを目的として、担当者と受講生が一緒になってさまざまな問題について考えていきます。現代の複雑な諸問題について考える 「福岡大学で考える現代社会」

元のページ  ../index.html#30

このブックを見る