福岡大学大学案内2022
64/110

人文科学研究科次代の社会発展の一翼を担うことを目標に、学部・学科での学びを最先端の研究へとつなげ、より高度で実践的な専門能力を身に付ける 社会の高度化・多様化に伴い、さまざまな領域で専門性が求められる近年、大学院においても真理の探究とともに実践的な専門性の向上が期待されるようになっています。福岡大学大学院は、1965年の開設以来、社会文化の発展に寄与すべく研究・教育の充実を図ってきました。現在では10研究科と34の専攻を擁し、専攻により修士課程、博士課程前期・後期、博士課程、専門職学位課程を設置しています。 本学大学院の特色は、10研究科の境界を超えた学際的かつ統合的な研究活動が活発に行われていることです。また、時代の変革に即応したカリキュラムの開発や新たな研究指導法の導入等により、より高度で専門的な研究者、職業人の育成が行われ、一部の専攻においては、社会人のリカレント教育を目的とした夜間大学院も設置しており、それらの成果は実践的な教育研究に反映され高い評価を得ています。 なお、修学支援として、学部学生の教育補助業務を行うティーチング・アシスタント(TA)に採用する制度のほか、本学大学院独自の給費奨学金や外国人留学生対 人文科学研究科は、人文学部と直結した研究科であり、史学、日本語日本文学、英語学英米文学、独語学独文学、仏語学仏文学、社会・文化論、教育学と臨床心理を合体した教育・臨床心理の計7専攻を設置しています。これらすべてに前期(修士)課程があり、また社会・文化論専攻を除くすべての専攻に後期(博士)課程があります。 本研究科では、人間及び人間社会を対象とする人文諸科学の方法論を極めることにより、自由なしかも批判的な精神と広い視野を持った教員、研究者、専門職業人の養成やマスコミ関係者、公務員などの養成につながる教育を行っています。また、教員と院生がマンツーマンで向き合うきめ細かな指導は、いずれの専攻・課程においても同様であり、学部の学びをさらに深めつつ、高度な知識を土台とした確かな判断力、批判力、情報収集能力を養うことを心掛けています。Graduate School of Humanities大学院Webページ人文科学研究科 Webページ›▶ 史学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]本専攻は、日本史・東洋史・西洋史・考古学の4専修に分かれ、それぞれに演習・特講・史料講読(前期)、特研・特論(後期)が開講されています。専任教員は、日本史では「政治・経済・文化各面からみた古代・中世史」や「幕末維新期の政治・経済史」、「昭和戦中・戦後期の社会」、東洋史では「唐宋時代史」や「明清社会経済史」、西洋史では「アメリカ史」や「ドイツ現代史・20世紀史」、考古学では「弥生時代~中近世」や「東アジア考古学」などについて研究しています。そのほか、各専修共に古代から現代に至るまでの各分野について、非常勤の専門家による授業も開講しています。▶ 日本語日本文学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]日本語学では古代語、近代語、現代語の演習・特講が開講されています。日本文学は古典文学と近代文学に大別されます。古典文学では中古・中世・近世と、平安から江戸までの時代ごとに演習・特講が開講されており、近代文学では3人の教員が明治から現代文学まで、散文と詩歌の両ジャンルにわたって演習と特講を担当しています。その他、比較文学担当教員による特講も行われています。▶ 英語学英米文学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]統語論、音韻論、意味論、歴史言語学、英米演劇、英米詩、英米小説、英語科教育法の各分野での講義や演習、特別研究が開講されています。授業担当者は英米人を含む専門研究者であり、研究活動も盛んです。院生は前期・後期ともに指導教授によるきめ細かい指導を受け、専門領域の知識を深めるとともに、学位論文の作成を目標に日々精進しています。▶ 独語学独文学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]本専攻は独語学・独文学の様々な領域の研究に携わるスタッフを擁し、多彩な講義・研究指導を展開しています。独語学の分野では統語論を扱う基礎的な領域に加え、歴史社会言語学の研究指導も行っています。独文学の分野では16世紀以降の「ファウスト」文学、18・19世紀のゲーテ、グリム、世紀末のK.クラウス、20世紀ユダヤ系ドイツ文学、というように時代・ジャンルとも多様です。また、芸術、住居といった観点からの日独文化比較の研究も可能です。▶ 仏語学仏文学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]本専攻はフランス文化の持つ普遍性を院生諸君に身に付けてもらうべく、仏語学系は現代フランス語を主に、仏文学系は19世紀と20世紀を主に、それぞれを専門領域とする専任教員によって構成されており、院生の希望に沿った的確かつきめ細かな研究指導・教育が行われています。▶ 社会・文化論専攻 [ 修士課程 ]「人間社会」分野では社会システム論(社会学)に関する演習と特講が、「人間文化」分野では文化構造論(文化人類学・民俗学)、思想文化論(哲学・宗教学)、表象文化論(芸術学)に関する演習と特講が中核になります。各専修に共通する社会・文化に関する基礎論は必修とされています。国内および国外の社会調査やフィールドワークに秀でた専門家、現場に通暁する博物館学芸員やジャーナリストを養成します。▶ 教育・臨床心理専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]高度専門職業人の養成と社会人のリカレント教育を主目的とした、仕事と両立しながら学べる夜間大学院です。前期は「教育分野」と「臨床心理分野」に分かれ、教育や臨床心理の現場に即した研究と実践のための能力を養成します。後期は教育実践学、臨床心理学の2つの部分から構成されています。前期では、教育職員専修免許状が取得可能です。特に現職教員の場合、現在取得している幼・小・中・高の一種免許状は専修免許状へ移行できます。臨床心理分野(前期)は、公認心理師の受験資格が得られます。また、日本臨床心理士資格認定協会指定の第一種指定大学院です。修了と同時に、臨床心理士資格認定試験の受験資格も得られます。なお、本専攻の研究・実習施設として臨床心理センターが設置されています。大学院Graduate School10研究科34専攻象の奨学金制度もあります。また、海外で開催される国際学会での研究発表のための渡航費用の支援制度もあります。詳細については、『大学院ガイド』『法科大学院ガイドブック』やWebページをご覧ください。大学院人文科学研究科法学研究科経済学研究科商学研究科理学研究科工学研究科医学研究科薬学研究科スポーツ健康科学研究科法曹実務研究科 (法科大学院)大学院 概要›062大学院

元のページ  ../index.html#64

このブックを見る