福岡大学 大学案内2018
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商学部・商学部第二部会計専門職プログラム福岡大学 最新の研究・取り組みを紹介福岡大学最新の研究・取り組みを紹介詳細・その他の研究や取り組みは「福岡大学公式ウェブサイト」へ! http://www.fukuoka-u.ac.jp/近年、体力向上や生活習慣病の予防・改善などに効果的だと多数のメディアで取り上げられている「スロージョギング」。それを考案し、国内外で普及活動に取り組んでいるのが田中教授です。田中教授は運動生理学分野での長年の研究成果を基に、ゆっくりとしたペースで走っても有酸素運動の効果があることに着目し、スロージョギングが生まれました。笑顔を保てる程度の速さで走るので“ニコニコペース”とも呼ばれ、運動不足の人や高齢者でも無理なく走ることができるため、継続しやすい運動です。田中教授はエクステンションセンターが開講する「福岡大学市民カレッジ」でも、一般の方を対象にトレーニング法を指導しています。経済学部の専門教育科目「ベンチャー起業論」では、学生による約20のプロジェクトチームが地域や企業の現場で調査・研究する活動を行っています。その中で、福岡市の老舗チョコレート専門店「チョコレートショップ」とプロジェクトを組んだチームが「平成28年度社会人基礎力育成グランプリ」(全国70大学が参加)に出場し、準大賞を受賞しました。チームの学生たちは、全て天然素材を使用した健康志向チョコレートの新商品開発を企画。1,300人へのアンケート・インタビュー調査、協賛企業へのアプローチ、パッケージデザイン等の取り組みが、新作「KALON(カロン)」の開発・発売につながりました。このチョコレートは福岡市の店舗だけでなく、フランス・パリのショップでも販売されています。林教授の気圏物質科学研究室は「地球大気のしくみの解明」を研究目的とし、特に大気中に浮遊している微粒子(エアロゾル)をはじめ、大気中に含まれるさまざまな成分と地球大気との関係を調べています。林教授は2016年11月末から約4カ月間、第58次南極地域観測隊に夏隊員として参加しました。オーストラリアの西海岸フリーマントルで南極観測船「しらせ」に乗船し、船上観測をしながら20日後に南極大陸に上陸。南極大陸上での45日間の野外活動では、他の観測隊員らと協力して、無人航空機(カイトプレーン)を用いた大気微粒子観測、大気放射・降雪・雪面観測などを実施し、南極大陸上の大気、氷床、海洋と生物の相互作用が環境変動に及ぼす影響を調査しました。「福岡伝統の博多織を、現代の生活で日頃から身に付けるにはどうしたら良いか?」という学生の発想から、2015年6月にプロジェクトが発足。博多織を継承する「筑前織物」と人気カバンメーカー「田カバン」の協力を得て、学生21人が商品開発・販売の全プロセスを実践しました。学生たちは50以上に及ぶアイデアを出し、企業へのプレゼン、デザインの検討、工場の視察、製品発表会などを経験。1年半の歳月をかけて、博多織をあしらった2種類のカバンが完成しました。若い大人世代の日常をサポートする大容量の箱形リュック「ゆ結とり織バッグ」と、女性の特別な日を応援するクラッチバッグ「恋する博多おびObi」。2017年3月に発売されました。経済学部商学部理学部スポーツ科学部地域や企業とコラボする「ベンチャー起業論」社会人基礎力育成グランプリで準大賞を受賞筑前織物・田カバンが企画制作協力した2種類の「博多織カバン」を発売中地球圏科学科の林政彦教授が、第58次日本南極地域観測隊で南極へ運動能力の向上や生活習慣病の改善に効果的「スロージョギング」を考案した田中宏暁教授社長と打ち合わせを重ねる中で、世界各国の人に食べてもらえることを目指すように。職場や地域社会で必要な社会人基礎力の伸びを競い合い、評価された。2016年夏、企業の取締役を迎えてアイデアをプレゼン。ここで2案に絞られた。リュックは本学に縁ある「トンビ格子柄」、クラッチバッグは「梅模様の水引」がモチーフ。南極大陸上での気球による高層気象観測。気球浮揚カイトプレーン「きょくうん」と林教授。スロージョギング教室で多くの人に走る楽しさを伝える田中教授。海外でもスロージョギングの効果が認知されはじめている。Fukuoka University Guide 2018073

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