福岡大学 大学案内2018
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医学部医学科「病気」を治すのではなく、「人」を治す患者さんの心までケアできる医師になりたい科目Pick Up!医学部医学科 5学年西泊 翔太さん福岡県 筑紫丘高校出身VOICECHECK共通教育…p.21 大学院…p.116 インターナショナルプログラム…p.124 キャリア形成支援…p.146 エクステンションセンター(資格取得)…p.152 入試情報…p.173 公衆衛生は、病気を予防して、心と体の健康を増進するための学問です。少子高齢化が急速に進む現代において、行政がどのように健康を増進しているかを学ぶとともに、実習を通して医師として取り組むべき課題について考えます。公衆衛生学 聞く、話す、飲み込む、鼻で息をする、嗅ぐ、しっかりと立つ、倒れずに歩くなどの能力は、私たち人間が当たり前に生活する上でとても大切なものです。耳鼻咽喉科学ではこれらのしくみと、能力を損なう病気について学びます。耳鼻咽喉科学6年間の流れ◎本学医学科では、より良質な医師の育成を主眼に、記憶にたよる“つめこみ型”ではなく、理解を重視した「医学教育モデル・コア・カリキュラム」を採用しています。第1・2学年は、主に医学と医療の基礎・基本を理解していきます。◎第3学年からは基礎医学と臨床医学を柱とする短期集中型・統合教育に取り組み、第4学年終了時に行われる全国共用試験である「OSCE(客観的臨床能力試験)」と「CBT(コンピュータによる医学知識試験)」につなげていきます。同時に第5学年での臨床修練に備え、身に付けておくべき臨床能力を養うための専門教育にも徹底的に取り組みます。◎第5学年の臨床修練である「BSL(Bed Side Learning)」は、医療現場の見学だけでなく、医療チームに実際に加わり、医師の指導のもと診療に参画する「クリニカルクラークシップ方式(診療参加型臨床実習)」で実施します。外来や病棟で患者と向き合い、診断・治療計画の策定やカルテ記載などを通じて、医師として不可欠な知識や技能を身に付けていきます。◎第6学年では、それまでの学びを総点検しながら医師としての基礎的知識を吸収し、国家試験に備えます。◎国家試験合格後の臨床研修(医師法による義務制度)については、在学中に臨床研修を受けたい指定病院を選び、選考試験を受験する「マッチング」を行います。オスキー(OSCE)とシービーティー(CBT)からなる全国共用試験に向けて臨床能力を養いながら医師になるための階段を着実に上る6年間専門教育科目カリキュラム科目の詳細(2017年度入学生適用) ●必修科目 ○テュートリアル教育科目 △クリニカルクラークシップ福岡大学 シラバス検索専門教育科目※カリキュラムは、変更する可能性があります。●医学概論Ⅰ,Ⅱ●医学生のための 生命科学●医学入門●解剖学Ⅰ●生化学●○組織細胞生物学総論・  遺伝学・発生学●○組織細胞生物学各論●○解剖学Ⅱ●○一般・神経生理学●○臓器・病態生理学●○生化学実習・演習●○免疫学●○微生物学●○寄生虫学●研究室配属●薬理学Ⅰ●臨床医学入門Ⅰ●グローバル人材演習●薬理学Ⅱ●病理学総論●病理学各論●公衆衛生学●臨床医学入門Ⅱ●腎臓・膠原病学●内分泌・代謝病学●消化器病学●眼科学●皮膚科学●放射線科学●感染症学●歯科口腔外科学●形成外科学●呼吸器病学●法医学●精神医学●産科婦人科学●整形外科学●小児医学●泌尿器科学●脳神経病学●循環器病学●麻酔科学●救命救急医学●検査診断学●腫瘍・輸血・血液学●医療情報社会学●症候・病態学演習●再生・移植医学●耳鼻咽喉科学●臨床修練入門●CBT演習●△臨床修練Ⅰ●統合講義●△臨床修練Ⅱ●領域別集中講義 Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ●総合講義PickUp!PickUp!1学年2学年3学年4学年5学年6学年My schedule(4学年5月)MONTUEWEDTHUFRI9:0010:4013:0014:4016:20法医学CBT演習呼吸器病学脳神経病学精神医学呼吸器病学脳神経病学脳神経病学循環器病学精神医学 「医療」を医学だけでなく、運動や社会科学などの観点からも学べる総合大学の環境に魅力を感じ、本学科へ進学。「症候・病態学演習」では、症状からどんな病気や治療法が考えられるか、グループで議論して発表しました。例えば咳一つとっても風邪かもしれないし、肺がんかもしれません。診察で患者さん自身が感じている症状、家族の病歴や周囲の環境などをしっかり聞き、診断することが大切だと学びました。ある授業で先生に「根治できない患者さんにどう対応するか」と問われたことも印象に残っています。私は患者さんの痛みを取り除き、安らかに過ごせることを考えましたが、先生から「残る家族のことを考えた人はいるか」と言われてハッとしました。「病気」を治すのではなく「人」を治すということ、ご家族や周りの人にも心を配る必要があることを再認識しました。これからさらに学びを深め、チーム医療で患者さんを総合的に治療し、心のケアもできる医師を目指します。卒業生総数4,112人の国家試験合格率は99.0%本学医学科は45年の伝統を有し、総数4,112人の卒業生を輩出しています。また、その国家試験合格率は99.0%に及び、多くが全国各地の病院や大学において、医師や研究者として活躍しています。Fukuoka University Guide 2018103

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