福岡大学学園通信 No64
5/44

1933-194804FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 20191946年昭和21年●福岡経済専門学校と改称日本国憲法公布福岡大空襲 終戦1945昭和20六・三・三制へ移行●戦災図書復旧充実運動1947昭和22●第1回卒業式を挙行(卒業生160人)日中戦争始まる1937昭和12創立5年ドイツがポーランド侵攻、第二次世界大戦始まる1939昭和14●図書館(初代)が竣工●第1回運動会を大濠公園で開催岩田屋が開業 雁ノ巣飛行場開設1936昭和11●正門(校門)が竣工太平洋戦争始まる1941昭和1605正門の誕生福岡高等商業学校には、創立以来7年間正門(校門)が無かった。3代校長の安部新校長の言葉に「本校には門が無いので入学して校門をくぐるとも書けず、卒業して校門を辞すとも言えぬ」とある。第5回卒業生の記念事業として建設。04図書館(初代)開館時の蔵書数は500冊余り。古川邦彦校長は、「学園は研究を至上とすべき」という考えのもと、図書館を学園の中心に置き、図書館の建設を何よりも優先した。1945年6月の福岡大空襲で、約8,000冊の本が建物もろとも焼き払われた。 06福岡経済専門学校改称の背景には、「福岡の地名を校名に付けたいという教職員・生徒のし熾 れつ烈な思い」があった。07戦災図書復旧充実運動新たな教育制度により、4年制大学に昇格するか廃校になるかの選択を迫られていた。大学昇格の条件の一つは「図書1万冊」以上。図書館は先の福岡大空襲により焼失。そこで生徒たちが立ち上がり、3週間にわたる「戦災図書復旧充実運動」を行う。在校生のほぼ全員にあたる約600人が参加し、演劇、演奏会、バザーの開催、家庭教師や土木作業等を行い資金集めに奔走した。1944年昭和19年●福岡高等商業学校と九州専門学校を統合し、九州経済専門学校を設立(第1回入学者数278人)創立10年学徒勤労令公布●図書館(2代目)が竣工1948昭和23福岡県で国体開催キャンパス内で今も当時の面影を伝える●本館(木造地上2階建て)が竣工●開校記念式典を挙行1935昭和10第1回芥川賞・直木賞発表04050706福岡経済専門学校正門(1949年頃)試験開始ギリギリまで勉強(1950年頃)食事風景(1941年頃)授業風景(1939年頃)試験風景(1936年頃)求人票に注目(1941年頃)就職窓口(1950年頃)福岡経済専門学校校章

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る