福岡大学学園通信 No64
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42FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 20191956年10月25日完成。建造に当たっては、福岡大学の「正門」としての風格を失わせないよう入念な構想が練られました。大型の花こう岩張りで造られた高さ約185cmの堂々たる門柱が据えられ、門の前後の地面には、門との調和を図るため玉石が塗り込まれました。地下鉄七隈線の開通に伴い、それまでの「西門」が正門として新たに設けられたことを機に「東門」と改称、現在に至っています。フォーカスPOINTAnswer. 東門Where is this place?福大フォーカス福岡商科大学から福岡大学に改称された1956年に「正門」として建造。じ爾 らい来、半世紀にわたり学生たちはこの門を通っています。2005年に名称が「東門」に変更されましたが、それ以前に学生生活を送った卒業生にとっては、ここが母校の正門。当時と変わらぬ場所で、今も在りし日の面影を伝えています。半世紀にわたり学生が通う かつての正門Check!理学部地球圏科学科4年次生の原口さん、南極で活動中!理学部地球圏科学科 4年次生の原口諒平さんは現在、第60次南極地域観測隊(夏隊)の同行者として南極で観測活動を行っています※。2018年11月25日(日)に研究室の仲間らに見送られ南極へ向けて日本を出発。南極観測船「しらせ」の船上や、昭和基地に近い南極大陸上の観測拠点で、気象観測装置、粒子採集装置、赤外カメラなどを搭載した無人航空機を用いて大気エアロゾル(生物微粒子やPM2.5といった大気中の粉塵)の観測を行っています。3月下旬の帰国後は大学院へ進学し、南極で取得したデータを基に研究を進めるという原口さん。「南極は誰もが行ける所ではありません。この機会を得られたことに感謝し、今後の研究に生かせるような自分なりのデータを入手したい」と語っていました。今、その想いを着実に実行しています。第64号(通巻234号)平成31年1月15日発行編集・発行:福岡大学広報委員会(企画部広報課)福岡大学学園通信検索オンライン版は〒814-0180 福岡市城南区七隈八丁目19番1号TEL:092-871-6631(代)E-mail:fupr@adm.fukuoka-u.ac.jp 『学園通信』秋号(第63号)〔平成30年10月15日発行〕におきまして、冊子の一部に記事の誤りがございました。内容を訂正いたしますとともに、読者の皆さまならびに関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。31ページ「平成30年度 科研費の採択結果」・(誤)工学部 准教授 渡辺 亮一(正)工学部 教授 渡辺 亮一 ・(誤)工学部 助教 高橋 伸弥 (正)工学部 准教授 高橋 伸弥・(誤)工学部 教授 吉原 直記 (正)工学部 助教 吉原 直記 ・(誤)医学部 准教授 吉満 研吾(正)医学部 教授 吉満 研吾南極観測船「しらせ」船内での観測の様子南極観測船「しらせ」をバックにした原口さん※原口さんは㈱スカイリモートの技術者として同行しています。

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