福岡大学学園通信 No64
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20FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2019部員数も増え部室に活気があふれる部員数も増え部室に活気があふれる部員数は1年次生8人、2年次生10人、3年次生3人、4年次生1人の計22人。学而会館3階で火曜日、木曜日の18時から19時30分まで活動。(左)両手を使って珠を弾く。検定ではスピードと正確さが求められる(右)運営に携わった2018年の「西日本高等学校珠算競技大会」年間行事5月新入生歓迎会6月学術文化祭10月西日本高等学校珠算競技大会12月福岡県下珠算競技大会7月福岡県下珠算競技大会8月夏合宿全日本珠算選手権大会珠算研究部高速で読み上げられる16桁の数字を計算する「読上算」など、多くの競技が全国各地で行われている珠算。幹事の伊藤海斗さん(理学部応用数学科2年次生)は「両手でそろばんをはじき一瞬にして答えを出す姿に魅了され、入部しました」と話します。部には伊藤さんのような未経験者だけでなく、最高位の十段保持者を含め経験者も多数在籍。部員は検定試験の合格や各種競技大会での上位入賞を目指し、週2回の練習に励んでいます。その一方で高校生を対象とした「西日本高等学校珠算競技大会」を主催しており、問題の読み上げから審査まで行っています。前幹事の濱田瑠香さん(経済学部経済学科4年次生)は高校時代全国2位の実績の持ち主。大学でも珠算を続けるため、珠算部のある福岡大学に進学しましたが1年次の秋に先輩部員が退部、一人での活動の日々が続きました。濱田さんも退部を考えましたが、「高校生の時に参加した『西日本高等学校珠算競技大会』をもう一度復活させたい」と部員集めに奔走。やがて部員も増え、2018年10月には3年ぶりに大会を復活させました。「大会復活までの道のりは険しかったですが、後輩たちから『来年も続けたい』という声を聞けた時、肩の荷が下りました」と濱田さん。新生・珠算研究部が再び歴史を刻み始めました。部存続の危機を乗り越え︑高校生大会の運営を再開

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