福岡大学学園通信 No64
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18FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2019小学校でのサッカー指導▲留学先のイギリスで▲就活の軸を一つ決めて、自分が会社の波に乗れるか見極める卒 業4年次SPI対策本で筆記試験対策に取り組む●夏 ㈱ふくやに内々定●入 学1、2年次飲食店や塾でアルバイト。アルバイト先の先輩が就職に関する相談相手に●小学校でサッカークラブの指導●イギリスに1カ月間の語学留学。その後、ドイツ、ニュージーランド、スペイン、トルコを旅行●エクステンションセンターの「®対策講座」を受講TOEIC●3年次エクステンションセンターの「MOS対策講座」を受講●12月 学内で開催された「業界研究セミナー」に参加。以後、福岡の企業を中心に約20社を受験●子明太子の製造・販売を行う株式会社ふくや。入社5年目の松井敦史さんは現在、2018年4月に新設された食材事業推進室に配属。イタリアでの明太子の普及を目指し、現地の食材を輸入して明太子を使ったメニュー開発などを担当しています。大学時代は飲食店や塾でのアルバイト、小学校でのサッカー指導に励み、2年次の夏にはイギリスに1カ月間語学留学するなど意欲的に活動。授業ではマーケティングや流通に高い関心を持ち、「ヒトやモノが動く仕組みを学んだおかげで、今の仕事に役立つことが多々ある」と話します。就職は食品業界や商品開発の職種に絞っていたわけではなく、金融や製造など幅広い業界にエントリー。企業研究をする中で同社が地域貢献に力を入れていることに好感を持ったと言います。経営危機にあったサッカーチーム・アビスパ福岡の支援を行ったことを知り、「身体に電流が走りました」と運命を感じた松井さん。「地域を大切にする姿勢に感動し、自分もその一員に加わりたいという思いを面接では率直に伝えました」。就職活動でさまざまな企業を知るうちに、「自分はどうしたいのか分からなくなった」という苦い経験も。「業種や勤務地など具体的な何か一つを軸に決めておけば、自分を大きく見失うことはないのでは」と助言します。「その企業がどこへ向かおうとしているのかを把握し、自分もその波に乗れるのかを見極めることが大切。そこを十分確認できれば、入社後も活躍できると思います」。辛\就職までの道のりを紹介!/ 松井さんのリアル就活ストーリー就職・進路支援センターからのお知らせINFORMATIONINFORMATION就職活動の本格的なスタートに向けて、支援行事・サービスを活用しよう3年次生の就職活動が本格的にスタートする3月を前に、就職・進路支援センターでは多くの支援行事を予定しています。その中でも、3月3日(日)・4日(月)に開催する「学内合同企業説明会」は、2日間で約300社が集まる大きなイベントです。ぜひ参加して、多くの企業の方から話を聞いてください。業界研究セミナーは全学年次生を対象に開催します。低学年次生の皆さんも将来について考えるきっかけとなるので、積極的に参加してください。エントリーシートについても、セミナーや個別添削で指導を行っていますので気軽に活用してください。この他にも多くの支援行事を用意しています。就職活動が本格化する前のこの時期に、就職・進路支援センターを一度訪ねてみてください。倉原 康輔さん就職・進路支援センター事務室松井 敦史さん株式会社ふくや食材営業部食材事業推進室(商学部経営学科 2014年卒業)※TOEIC is a registered trademark of Educational Testing Service(ETS).This publication is not endorsed or approved by ETS.※Microsoft Oce Specialist(MOS)とは、Microsoft Oceの製品の利用スキルを証明できる資格です。※Microsoft®は米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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