福岡大学学園通信 No63
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20FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE October 2018普段の練習では自分たちが抱える課題を踏まえ、一人一人がその日に取り組むメニューを決めている普段の練習では自分たちが抱える課題を踏まえ、一人一人がその日に取り組むメニューを決めている部員数24人。平日(月曜日は休み)は16時30分から、土曜日・日曜日は9時から16時まで総合体育館3階の卓球場で練習を行っている(左)合宿中に行ったバーベキュー時の一枚。練習が終われば先輩・後輩の垣根を越えて会話が弾む(右)男子部員19人、女子部員5人が同じ卓球場で練習を行っている年間行事5月全九州学生春季卓球選手権大会7月全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3月九州選抜合宿8月夏季合宿全九州学生秋季卓球選手権大会11月全九州学生新人卓球選手権大会全日本学生選抜卓球選手権大会10月全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)卓球部かつて全日本大学総合卓球選手権大会(インカレ)で優勝するなど、輝かしい伝統を持つ卓球部。主将の中村廉さん(法学部法律学科4年次生)を中心に部員24人で日々練習に励んでいます。九州地区では上位4校が名を連ねる1部リーグに所属し、インカレには毎年のように出場していますが、関東の大学の壁を乗り越えられずにいます。そこで中村さんら3人は今年4月、関東の選手と共に練習することで勝てるヒントを何か見つけようと関東遠征を行いました。「ラリー技術がとても高く、短い時間で集中的に練習していました」と、力の差をまざまざと見せつけられた3人。〝打倒・関東〞を改めて胸に刻み、練習にもさらに力が入ります。卓球部には女子選手が5人所属。特にこの1年間は九州地区の大会では負け知らずで、少数ながら高い実力を誇っています。「全体練習とは別に女子だけでミーティングや課題練習に取り組むなど意識も高く、男子部員の刺激になっています」。今年7月のインカレでは、残念ながら男女とも決勝トーナメント初戦で敗退。「いつも技術指導や差し入れなど多方面でお世話になっているOB・OGの期待に応えるために、来年こそ関東の大学に勝ってベスト8入りを目指してほしい」と引退する中村さん。その目標は後輩に託されました。伝統を胸に︑少数精鋭で〝打倒・関東〟に燃える伝統を胸に︑少数精鋭で〝打倒・関東〟に燃える

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