福岡大学学園通信 No63
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19FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE October 2018活動を通して身近な法律問題への関心もより高くなっている活動を通して身近な法律問題への関心もより高くなっている年間行事1月春合宿8月夏合宿裁判所・刑務所見学11月七隈祭七隈討論会12月全日本学生法律討論会6月学術文化祭九州瀬戸内学生法律討論会法律研究部部員数は1年次生110人、2年次生25人、3年次生15人、4年次生25人の計175人。毎週水曜日と木曜日に活動。O n e P e r s o n , O n e C i r c l e学生生活今年で創部61年目を迎える法律研究部。「法学部を中心に175人の部員がいて、法律を探究したい人たちばかりです」と幹事の西ノ首百香さん(法学部法律学科3年次生)は話します。「学生間のつながりは強く、法律の学び方を丁寧に後輩に教えていく文化があります。そのため、授業の理解はかなり深まっています。法律関係の仕事に就いているOB・OGが多く、就職相談にもよく乗ってもらっています」。部は「政治班」と「討論班」に分かれて活動。政治班は身近な法律問題について調べ、それに解釈を加えて学術文化祭や七隈祭で発表します。討論班は毎年6月に行われる「九州瀬戸内学生法律討論会」に出場します。課題に対して部内で議論を重ねた論旨を発表し、他大学の学生から質問を受けて討論を行います。「立論」と「質問」の2部門で審査が行われ、昨年は「質問の部」で1位を獲得。全日本学生法律討論会に出場しました。「活動を通じて考える力や、物事を整理してそれを言葉で伝える力が磨かれます。また、人前で発表する経験も積むことができます」と西ノ首さん。夏季休暇中には裁判所や刑務所を見学する機会があり、社会を肌で感じる貴重な体験になっています。法律を深く探究し︑論理的思考力と表現力を磨く法律を深く探究し︑論理的思考力と表現力を磨く5月新入生歓迎会民法合宿(左)2018年6月、福岡大学で開催された「九州瀬戸内学生法律討論会」の運営に携わったメンバー(右)「九州瀬戸内学生法律討論会」で論旨を発表

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