福岡大学学園通信 No63
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09FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE October 2018福岡大学に関する“思い”や“感謝”を紹介しています。今回は、「特集」の座談会に参加いただいた皆さんにメッセージを寄せてもらいました。テーマ:心に残る福大の先輩からの一言vol.004一般社団法人福岡大学同窓会有信会理事長大野 憲俊さん商学部貿易学科4年次生八納 萌瑛さんKBC九州朝日放送「シリタカ!」メインキャスター髙﨑 恵理さん工学部電子情報工学科4年次生小田 勝己さんメッセージ募集中!福岡大学に関することなら何でも構いません。ぜひお寄せください。連絡先:福岡大学広報課TEL:092-871-6631(代)メール:fupr@adm.fukuoka-u.ac.jp※大野さんは、大濠高校先輩等からの一言を紹介しています。「まず、人から信じてもらうようになりなさい、次に信用されるようになりなさい、そして信頼されるようになりなさい」。入社した会社の先輩からの教えです。「冷たいも温かいも、自ら知れ」。人から聞いたことをう鵜 の呑みにするのではなく、直接自分の目で確かめ、確認した上で判断することが必要だと、これも会社の上司に教わりました。「限界を自分で決めるな」。在学中の話です。失敗が続いて自信をなくしていた時に、アルバイト先の福岡大学の先輩から掛けてもらった言葉です。この言葉は社会に出た今も自分の活力になっています。「挑戦の先もまた挑戦」。アナウンサーの仕事で一度大きな賞を頂いた時、同業他社の社長であった福岡大学の先輩からの言葉です。そのおかげで、いつまでもチャレンジ精神を忘れずにいられます。「時間はみんな平等」。勉強、就職活動、部活の幹事の仕事が重なってどれもがおろそかになり、それを「忙しい」という理由にしていました。この言葉を聞いてからは考え方と行動を変え、「忙しい」を理由にすることをやめました。「『頑張っている』を自分で言ったら、それは頑張っていないよ」。一見厳しい言葉ではありますが、これを先輩に言われて、何事も本当の限界にたどり着く前に、きつくなったら自分に甘えて、中途半端なところで勝手に終わらせていたのだと思い知りました。頑張りは自分ではなく他人から認めてもらえることで初めて成り立つものだと思うようになりました。「上のことは気にするな。お前たちはよくやっている」。3年次生の時、サークル活動で全体をまとめる際、4年次生の先輩からダメ出しを言われて落ち込んでいたところ、別の先輩から掛けてもらった言葉です。気持ちを切り替えて頑張ろうと思いました。 サークルを辞めるかどうか迷っていた2年次生の時に、当時の幹事の方が「辞めたい人は辞めればいい。ただ、辞めなかった人には『このサークルに入って良かった』と思わせるようにする」と言うのを聞いて、続けてみようと思いました。これまでサークル活動を続けられたのも、この言葉のおかげだと思っています。コラム

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