福岡大学学園通信 No62
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突き・蹴り・受けなどを組み合わせた連続技は迫力満点。激しく素早い動きで見るものを圧倒する部員数41人。平日は16時40分から、土曜日は10時からビクトリーホールで練習を行う。2018年で創部55周年を迎え、5月4日(金・祝)には周年式典を開催(左)全九州学生大会の入賞者(右)練習では全員で基本の「型」をしっかりと確認する年間行事5月新入生交流会6月福岡県大会11月全日本学生大会12月全九州学生大会九州大学交流会7月運用法技術交流会全国大会(2年ごと)10月全国大会9月全九州合宿少林寺拳法部「少林寺拳法は武術の修得だけでなく、人間形成にも力を入れているのが特徴です」と話すのは、主将の山本隆太さん(理学部物理科学科3年次生)と統制長の上村謙心さん(商学部貿易学科3年次生)。少林寺拳法は戦後の日本で創始され、武術の修行を通じて社会に役立つ〝人づくり〞を目指しており、国際大会も行われるなど海外にも広く普及しています。競技としては、1人から数人が一組となって突き・蹴り・投げ技などを披露し、技の修得度や動きを審査する「演武」と、道衣の上に防具を身に付けて行う実戦形の「運用法」があります。部員のほとんどが大学に入って始める初心者のため、練習では基本の「型」を徹底して体に覚えさせていきます。厳しくハードな練習を通して、挨拶・礼儀や他者を思いやる気持ち、リーダーシップなどを身に付け、人としての成長も目指しています。部は今年、創部55周年の節目の年を迎えます。全九州学生大会では2016年、17年と「団体演武」で連覇を達成しており、全日本学生大会には51年連続出場中です。少林寺拳法の教えにある「過去の自分を超える」をモットーに、全九州大会での総合優勝、全日本学生大会での上位入賞を目指して日々、鍛錬を続けています。24FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE June 2018技を磨き︑有為な人材を目指し人格形成に励む

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