福岡大学学園通信 No62
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20FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE June 2018▲社会数理・情報インスティテュートの仲間たちとは特に仲が良かった。卒業式後のパーティーで(左から2番目が松藤さん)▲3年次生の秋、友人たちと熊本・阿蘇旅行へ大学生活の過ごし方が就職活動にもつながる卒 業4年次5月 ㈱NTTデータ九州から内定●入 学1、2年次社会数理・情報インスティテュートでの授業を中心に学生生活を送る●塾の講師、家庭教師などのアルバイトに励む●3年次先輩たちの影響を受けてシステムエンジニアを志す●12月 就職活動解禁に合わせて企業説明会などに参加●業や自治体が使用する各種基幹系システムを開発・販売する株式会社NTTデータ九州。入社6年目の松藤さんは法人ビジネス部に在籍し、九州地区の大手企業を中心に営業活動を行っています。入社してからは開発担当をしていましたが3年目に営業部門に異動し、開発で培った経験を生かして、企業の抱える課題を解決できるようなシステムの提案を行っています。 学生時代、プログラミングの授業では、グループでシステム開発に取り組み、チームでコミュニケーションを取りながら進める〝ものづくり〞に魅力を感じたと言います。3年次生になり、社会数理・情報インスティテュートの先輩たちの多くが目指していたシステムエンジニアへの道を志すようになりました。 就職活動が本格的に始まると、就職・進路支援センターなどを利用しながら、準備を進めてきました。システム会社の企業説明会に参加する中、NTTデータ九州で若手社員との座談会があり、そこで会社の雰囲気の良さに引かれて第一志望に。面接では入社後5年間のビジョンを伝え、「情報格差のない社会を作りたい」と力説。グループディスカッションではまとめ役を買って出るなど、積極的な姿勢も功を奏し内定を勝ち取りました。 「学生時代の授業やイベントでまとめ役をする機会が多く、社会人としての具体的な成長ステップをイメージすることを心掛けていた」という松藤さん。「そうした積み重ねが、就職活動にもつながったのだと思います」。企\就職までの道のりを紹介!/ 松藤さんのリアル就活ストーリー就職・進路支援センターからのお知らせINFORMATIONINFORMATION夏季休暇を利用して、それぞれの〝アクション〟を起こそう3年次生の皆さんにとって夏は、就職活動に向けて具体的な行動を起こす時期で、この時期の過ごし方が、翌年の就職活動にもつながってきます。既に夏季休暇中のインターシップ募集を終えている企業もありますが、企業研究やOB訪問など他にもできることはたくさんあります。「何から始めれば良いか分からない」という人はぜひ、就職・進路支援センター(1号館1階)を訪ねてください。1、2年次生の皆さんは〝自分を成長させる夏〟を目指しましょう。長期休暇を利用して何かに打ち込むことで成長でき、可能性を広げることができます。何よりも本気で打ち込んだ経験は自信となり、前向きに就職活動に臨めると思います。就職活動は3年次生だけのものではありません。普段からアクティブに行動することを心掛けましょう。本多 由希子さん就職・進路支援センター事務室松藤 崇さん株式会社NTTデータ九州法人・ソフトウェア事業部法人ビジネス部 営業担当(理学部社会数理・情報インスティテュート 2013年卒業)

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