福岡大学学園通信 No61

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NANAKUMA Communication April.2018福岡リーガルクリニック法律事務所弁護士法人福岡リーガルクリニックセンター（福岡県弁護士会所属）TEL:092-874-9292（受付時間：平日9時～18時）福岡大学60周年記念館（ヘリオスプラザ）5階　http://www.fukuoka-legal.jp/休業日：原則として土・日・祝日　※事前の予約であれば、土・日や時間外も柔軟に対応します。NewsTics平成30年度の「福岡大学髙田法曹育成基金」の奨学生に指山隼冶さんと松﨑洋二さんが認定され、奨学生認定証授与式が4月1日（日）、法科大学院長室で行われました。この奨学金は、本学名誉教授の髙田桂一氏から、本法科大学院の入学生を対象とする給費奨学制度の創設を目的とした多額の寄付の申し出を受け、平成27年度から設立された奨学制度であり、本法学部を卒業、本法科大学院に入学し、成績が優秀と認められた学生に交付されるものです。授与式では、村上英明法科大学院長から2人に認定証が授与されました。式には髙田名誉教授も出席され、奨学生に対して「時間を最大限に使って日々熱心に学び、ぜひ司法試験合格を達成してもらいたい」と激励の言葉が掛けられました。医学部・安波洋一教授ら研究チームが糖尿病の膵島移植治療で画期的な移植法を開発記者会見で研究内容を発表する安波洋一教授（左から）奨学生の松﨑洋二さん、髙田桂一名誉教授、指山隼冶さん平成30年度「福岡大学髙田法曹育成基金」奨学生に2人の学生を認定最近、簡単な仕事で高額な報酬を支払うというアルバイトが、実は知らぬ間に犯罪の手伝いをさせられる仕事だった、というケースが増えています。うまい話には裏があります。仕事内容は十分に確認しましょう。まずは、仕事内容をキチンと確認しましょう。高額な報酬をうたったSNSなどの勧誘には特に注意！QA大学生になってアルバイトを始めようと思います。始める前に気を付けておくことはありますか？福大生の法律に関するさまざまなトラブルに無料で相談に応じます 稲場 悠介弁護士40FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE April 2018■ アルバイト先で不当解雇された…　■ 敷金の返還がない…　■ 交通事故に遭ってしまった… etc.例えば、こんなお悩みはありませんか？福岡大学と理化学研究所（松本紘理事長）は、重症糖尿病の根治治療として行われている「膵島細胞移植」の画期的な新規皮下移植法を開発し、3月12日（月）に記者発表を行いました。糖尿病患者がインスリン注射から解放される方法の一つとして、インスリンを作る膵島細胞を糖尿病患者の肝臓内に移植する「膵島細胞移植」がありますが、この移植特有の早期拒絶反応により、治療効果を得るには数回の移植が必要でした。また、膵島が小さく、移植後は超音波やCT（コンピュータ断層撮影）では見つからないため拒絶反応の診察ができず、問題が起きたときに取り出せないという課題もありました。今回、福岡大学基盤研究機関・膵島研究所（所長 安波洋一教授）と理化学研究所統合生命医科学研究センター免疫制御戦略研究グループ（谷口克グループディレクター）は、これまで患者の肝臓内に移植していた膵島を皮下脂肪組織内に移植することで、これらの課題を全てクリアすることに成功。糖尿病治療に、画期的進歩をもたらすと期待されています。