福岡大学学園通信 No61
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▲会計監査委員会の仲間たちと (後列左から2人目、帽子を被っているのが中隈さん)◀中隈さんが就職活動中に使っていた「就活ノート」▲3年次生の時の代議員会では、会計監査委員長として答弁に立つ中隈 節子さんイオン九州株式会社イオン小郡店 キッズ主任(法学部法律学科 2014年卒業)やりたいことは何なのかしっかり自分と向き合う卒 業3年次合同企業説明会に参加して就職活動をスタート●就職・進路支援センターに通い、資料収集や面接対策を行う●4年次7月 イオン九州(株)から内定●入 学1年次2年次サークルの先輩などから就職に関する情報収集●合スーパー「イオン」小郡店で、ベビー用品や子ども服、玩具などのキッズ部門を担当する中隈さんは、主任として予算・売場管理を行っています。「トレンドを読みながら店頭に並べる商品の希望を本部バイヤーに伝え、売場構成を考えますが、それが売り上げアップにつながるとうれしいですね。新しいことにも挑戦させてもらえて、とてもやりがいを感じています」と笑顔を見せます。 大学時代、ゼミでは民事訴訟法を学び、さまざまな訴訟事案について議論を深めました。課外活動では会計監査委員会に所属しながらアルバイトにも精を出すなど、充実した学生生活を送りました。 3年次生の冬に就職活動を始めたものの、どの業種を目指すか漠然としていたと言います。その時に訪れたのが就職・進路支援センター。「何から始めたらよいか相談に行きました。話を聞いてもらうことで、考えを整理できていたのだと思います」。以後、企業情報の収集や面接対策などでも大いに活用しました。 「人のためになる仕事を」と考えるようになった中隈さんは、イオン九州が掲げる〝お客さま第一〞の理念や、努力次第でキャリアアップできる社風に魅力を感じて選考に臨み、内定を得ました。「面接では自分を飾らず、会社が求める人材像に自分が合っているかどうか意識していた」と中隈さん。「内定をもらうことだけにとらわれず、自分がやりたいことは何なのか、しっかりと向き合うことが大切だと思います」とアドバイスを送ります。総\就職までの道のりを紹介!/ 中隈さんのリアル就活ストーリー就職・進路支援センターからのお知らせINFORMATIONINFORMATIONインターンシップや業界研究は楽しむ気持ちで取り組もう毎年、夏季と春季の長期休業中に実施しているインターンシップは、1年次生から参加できます。今年度はインターンシップに向けた業界研究の場も設ける予定で、3年次生はもちろん、1・2年次生にも分かるように業界研究の進め方を説明します。自分が今後、どのような職業を目指していくのか想像できないという人には、進路を考えるきっかけになると思います。気軽に参加してください。就職活動をしている学生を見ていると、楽しみながら活動している人ほど多くの内定を得ているように見受けられます。インターンシップや業界研究も楽しむ気持ちを持って取り組むことで、いろいろな世界が見えてきます。自分の可能性や仕事のイメージが膨らんでくれば、将来の選択肢も広がってくるでしょう。豊島 しおりさん就職・進路支援センター事務室22FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE April 2018

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