福岡大学学園通信 No60
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Action小学生の時に韓国ドラマを見たことがきっかけで、その音楽や文化、言語にも興味を持つようになりました。進学先を考える際も、韓国について深く学べ、留学もできる大学を希望し、本学の人文学部東アジア地域言語学科を選びました。こうした経緯もあったため、入学後、授業で韓国への研修のことを聞いた時、すぐに応募しようと決めました。高校の時に少しだけ韓国語の勉強をしていたので、自分の語学力がどのレベルなのか、早いうちに試してみたいという気持ちがありました。選考試験はありましたが、1年次生の時でしたし「落ちてもともと」と、軽い気持ちで受けたところ、幸いにも合格することができました。現地で韓国人と話をしてみると、ある程度、聞き取ることはできるのですが、話そうとした時にすぐに言葉が出てきませんでした。発音も難しく、何とか意思疎通はできたものの、まだまだ勉強をしないといけないと感じました。留学先では現地の先生が韓国語を教えてくれるためレベルも高かったので、「もっと頑張ろう」と刺激を受けました。帰国後は学科の授業で文法を中心に学び、2年次からは国際センターの特別授業を受講し、語学力を磨いてきました。将来は韓国語を生かした仕事をしたいと思っていますが、日本では韓国語を話す機会はあまりありません。そのため研修先の蔚山大學校へ、今度は交換留学生として長期間滞在することを目指していたところ、このたび2018年2月から1年間の派遣が決定しました。韓国への関心が高かった私にとっては福岡大学に入り、韓国に行くことは自然な選択肢だったと思います。[目標への第一歩]入学前から韓国に行きたいと考えており、入学直後の海外研修の募集に出願。韓国の語学や文化をもっと知りたいという強い思いがあったため、特に気負わずに行動に移せた入学直後、海外研修に応募人文学部東アジア地域言語学科3年次生上原 有紗さん留学先:海外研修制  度:2015年8月(3週間)期  間:韓国語を学ぶため福岡大学に入学韓国への研修も自然な選択肢でした韓国(ウルサン蔚山大學校)B短期の研修を目指したのは…韓国語を話せる環境を求めて、短期の研修から交換留学へ特 集短期の研修2週間~1カ月間、海外の協定校へ本学学生を派遣する、全学部を対象とした制度です。選考試験を経て留学援助金の助成が受けられる「海外研修」は、韓国、アメリカ、オーストラリアから選択でき、語学研修やホームステイなどで、語学力と国際感覚を身に付けます。このほか、経費は全額自己負担ながら選考試験のない「英語研修」(イギリス・8月)、「中国語研修」(中国・2月)もあり、現地で語学を学びながら、景勝地などの見学研修を通して文化や歴史に触れることができます。[ここがポイント!]2週間~1カ月間と短期間のため長期休暇を利用して海外に行ける□〈海外研修〉選考試験に合格すれば、留学援助金の助成が受けられる□〈英語、中国語研修〉選考試験がないため気軽に参加できる□お問い合わせ先:国際センター事務室(1号館1F)What’s07FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2018FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2018InternationalProgramSpecial

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