福岡大学学園通信 No60
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31FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2018 とある学科の学生十数名しか所属していない、福大の片隅にある小さなサークルの話です。こぢんまりとしていて、決して華のある活動はしていないのですが、私にとっては、ここに居て本当に良かったと心の底から思える場所でした。  そして今年、そんなサークルを私たちに託してくださった先輩方が卒業します。しかし私は不器用な人間なので、いわゆる所謂泣ける感謝の言葉は思いつきません。ですからシンプルな言葉を。 ありがとうございました。(ペンネーム/しがない心理マン・3年) 凍りつくような冬の朝。真っ白な息を吐きながら、空き缶の整理をしている清掃員のAさん。満面の笑みでいつも私に「おはよう!」と言ってくれる。道路がゆれて見える灼熱の日。滝のような汗を流しながら大学の安全を守っている警備員のWさん。少し照れくさそうに、いつも私に笑顔で手を振ってくれる。 知らないところで一体どれだけの人が私を支えてくれているのだろうか。一言では伝えきれない「ありがとう」の想い。あなたのところに届くまで、たくさん伝えていきます。 私を支えてくれた多くの方々、今までありがとう立派になって帰ってきます(ペンネーム/リッキー台風・4年)先輩方へ与えられたもの感謝書の道 Mさん、学生課でどんな話も親身に聞いていただき、いつも優しく声を掛けてくださいましたね。大学では僕のお母さん的存在でした。部活や勉強で良い結果を出して報告に行くと、いつも自分事のように喜んでくれました。何かあると学生課に行って、話を聞いてもらうのが、いつの間にか僕の日課になっていました。今の自分があるのは、貴方のおかげです。 これからは僕が恩返ししていきます。(ペンネーム/Liam・4年) 大学に入学して、早くも4年の月日が経とうとしている。色んな想いを抱えてきたこの大学で一番落ち着く場所がある。そこは、練習になると熱気を放ち、終わると皆が和気あいあい藹々と話をする、居心地の良い場所。いよいよ自分も卒部してしまう。喧嘩したこと、励ましあったこと、馬鹿をしたこと、そして何より笑いあったこと。たくさんの想いが込み上げてくるが、これだけは部員に伝えたい。 素敵な出会いをありがとう(ペンネーム/翔風・ 4年)学内で道に迷ったとき、親切に案内してもらった、学食で母の味を思い出させてもらった、など、福岡大学にまつわる「ありがとう」のお便りを募集します。詳細は以下連絡先までお問い合わせください。「ありがとう」のお便りコーナーもうすぐ卒業シーズン。それぞれの「想い」が届きました。4つのメッセージを紹介します。vol.002TEL:092-871-6631(代) メール:fupr@adm.fukuoka-u.ac.jp連絡先:福岡大学広報課あなたの「ありがとう」をお寄せくださいコラム

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