福岡大学学園通信 No60
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30FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2018商学部第二部の学生やOBを取材、夜間部をより身近に「高校生の時、友人の中には経済的な事情で大学進学を断念した人もいました。学費が昼間部の半分程度で済む夜間部の存在や良さがもっと知られれば、進学をあきらめずに済む人が増えるのではないか、と考えました」。本学の夜間部である商学部第二部に通う野中さんのそうした思いが出発点となり、夜間部のことを紹介するパンフレットを作成して、それを高校生に配布しようと、本プロジェクトがスタートしました。教員を目指す人、部活動に精を出す人など第二部の学生9人に、普段の生活について取材。卒業生にも、どのような就職活動をしたのか話を聞き、それを原稿にするなど、メンバー3人で取材から編集作業まで手掛けました。野中さんは「夜間部でも楽しい学生生活が送れることを実感しています。そのことを多くの高校生にも知ってもらえるよう、受験生の目線を意識して作りました」と、笑顔で語ってくれました。■1 24ページ、A5版のパンフレットを作成 ■2 第二部の授業の様子 ■3 企画の打ち合わせは18時から始まる授業の前後に2号館1階のロビーなどで行った(左:阿部さん、右:野中さん) 132代表者/野中 慎之介さん    (商学部第二部商学科3年次生)メンバー/3人商学部第二部のことを高校生の目線から分かりやすく紹介したパンフレットを作成、高校に配布する予定。DATA学費で大学進学をあきらめる前に〜夜間部という選択〜夜間部のリアルな学生生活を冊子で紹介

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