福岡大学学園通信 No60
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19FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE January 2018普段の活動では、部員の関心のある問題を掘り下げて議論する。七隈祭では「トランプ政権とアメリカの今後」をテーマにした発表展示を行った(左)全九州学生商経ゼミナール大会で熊本学園大学を訪問(右)部員の集合写真。日々の活動を通じて絆を深めている年間行事6月学術文化祭3月春季合宿11月七隈祭全九州学生商経ゼミナール大会12月日本学生経済ゼミナール大会8月夏季合宿経済学研究部部員数15人。2017年に創部60年を迎えた。経済学部生だけでなく工学部など理系の学生が多く在籍。毎週金曜日18時から20時まで、A棟7階で活動している。O n e P e r s o n , O n e C i r c l e経済を中心に社会問題を探求︑伝える力も身に付ける学生生活テレビや新聞などで日々報じられる経済ニュースの中から、各部員が関心を持ったテーマを掘り下げて研究・発表を行う経済学研究部。代表を務める井手ゆいさん(商学部商学科3年次生)は、「普遍的なテーマである経済のことを、楽しく関心を持って学べる貴重な機会になっています」と微笑みます。普段の活動では、その週の担当者が調べてきたことを部員の前で発表。それぞれが関心を持った事象や身近なニュースなどを題材に、国際政治や労働、環境問題まで経済に関連する幅広い内容を取り上げます。部員たちは発表を聴くことで知識や関心を深め、学術文化祭や七隈祭では、研究の成果を発表展示にまとめます。年間最大の行事である全九州学生商経ゼミナール大会、日本学生経済ゼミナール大会では他大学との討論にも挑戦。日頃の情報収集力や幅広い知識、事前の準備などが問われる場になります。「普段から社会問題に関心を持つことは就職活動でも強みになり、活動を通してプレゼンテーションのスキルも身に付きます」と井手さん。仲間たちと楽しみながら知見を高めることができる活動に、充実感を漂わせます。

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