「第3回教育改善活動報告会」を開催しました

平成21年6月29日

平成21年6月6日(土)福岡大学A棟A201教室において、FD推進委員会および教務委員会の共催による「第3回教育改善活動報告会」を開催しました。当報告会は、昨年まで「教育マネジメントサイクル活動報告会」と称していましたが、各組織が取り組んでいる教育改善について幅広くご報告いただくという趣旨に沿って、名称を変更して実施しました。

平成20年4月に大学設置基準の改正によりFDが義務化され、同年12月の中央教育審議会答申「学士課程教育の構築に向けて」においても、FDの重要性とその実質化が求められています。そのような中で本学ではPDCAサイクルにより組織的・継続的に教育効果を高めていく教育マネジメントサイクルを導入して4年が経過しました。すでに各組織で具体的な改善に繋がる取り組みが拡がりをみせています。

この報告会は、各組織の具体的な取り組みや成果を相互に共有し、さらなる教育改善に生かすことを目的として開催され今年で3回目となります。今回は、3つの学部から教育改善の取り組みや成果の事例発表が行われ、あわせて全学的な教育支援体制のあり方についてディスカッションを行い、教職員123人が参加しました。

初めに、衛藤学長から「大学の教育力強化は、非常に重要なことである。本学が取り組んでいる教育マネジメントサイクルも4年目を迎え、各組織で具体的な改善に繋がる取り組みについてお互いの認識を深め、相互に啓発していただきたい。」との開会挨拶の後、第一部の事例報告が以下のとおり行われました。

事例報告では、学生の低学力化、学習目標や目的が希薄化した学生への対応や、新設学科としての取り組みを各組織の代表が報告を行いました。

第1報告 理学部 物理科学科 赤星信准教授
「物理学基礎ゼミナールの変遷」
第2報告 人文学部 教育・臨床心理学科 田村隆一教授
「ゆるやかなシステムとしての初年次教育」
第3報告 医学部 看護学科 高橋博美教授
「新設学科におけるFDの現状と課題」

第二部のパネルディスカッションでは、今野教務部長がコーディネーターとなり、第一部の3人の報告者に馬本教学担当副学長ならびに山口住夫就職・進路支援センターキャリア教育調整委員(工学部機械工学科 学科主任)が加わり、「教育力の向上にむけた全学的支援体制の構築」をテーマに活発な意見交換が行われました。また、終了時間を過し白熱した議論が続き、参加者からは質問や意見が寄せられました。

最後に研究・情報担当の大和副学長から、報告者・パネラーに対し謝辞が述べられ、「本学の教育力向上に向けて取り組むべき課題はたくさんあり、全学的な支援体制も含めて検討していきたい。また、現在取り組んでいる課題については、各組織において早急に対応して欲しい」との閉会挨拶で報告会を終了しました。