句のどこかに人間が存在するようにします。人間を登場させます。
古川柳には、川柳の特徴である「穿(うが)ち」「おかしみ」「軽み」の三要素がありますが、現代のような 複雑な社会では、この三要素では表現しきれない要素が含まれてくるので、この三要素にあまりこだわらず に自由に自分の気持ちを詠んでも構いません。
自分自身のことから学校、家庭、社会事象など、その句材も幅広くあらゆる場面が川柳になります。
ここで、どこかぎこちないところはないか、出来た句を声に出して読んでみます。次に独りよがりではないか、読み手に伝わるか、表現が適切であるか、などを推こうします。
あれもこれもと詰め込みすぎると何を言いたいのか、焦点がぼやけてしまいます。あまり説明をしすぎないで言いたいことだけに的を絞ると説得力のある句が出来上がります。また、比喩や擬人法、助詞の適切な使い方なども、川柳を作るうえで留意すべきことです。先人が残した名句を読んで、視点、表現技法などを学び、作句の参考にすることも上達の一歩です。
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