出生前から老年期までの課題を大学の「知」で解決・福岡大学「福奏プロジェクト」

福岡大学は2016年8月から、出生前から老年期までの各年代で遭遇する課題を解決し、人々の福(ハッピー)を奏で健康持続社会の実現を目指す「福奏(フクソウ)プロジェクト」を、福岡市や本学連携企業の協力の下に行っています(ウェブサイトはこちら)。

このプロジェクトは、人文科学、社会科学、自然科学を網羅する9学部31学科大学院10研究科34専攻、2つの病院を擁する本学の強みを生かし、「地域の全ての人」たちが、出生前から老年期に至るまで、心身ともに健康な一生を過ごせるよう、それぞれのライフステージの抱える課題を解決する研究に取り組むものです。

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医学・看護の専門家による子育て支援講座(医学部)

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ソーシャル・スキル・トレーニング(人文学部)

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「ヘルスツーリズム」(スポーツ科学部)

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ガス会社と協働で地域の一人暮らし高齢者を支える(医学部)

プロジェクトでは、今どきの子育てを学ぶ場を提供する「医学・看護の専門家による子育て支援講座」(医学部・廣瀬伸一教授)や、福岡市の小・中学生を対象としたソーシャル・スキル・トレーニング(人文学部教育・臨床心理学科・皿田洋子教授)、「スロージョギング(R)」や食事、観光をとおして健康を学ぶ「ヘルスツーリズム」(スポーツ科学部・田中宏暁教授)など、3チーム46人の教員がそれぞれのライフステージに向けたプログラムを行っています。

その他のプログラムやプロジェクトの詳細については「福奏プロジェクト」のウェブサイトをご覧ください。

なお、このプロジェクトは「福岡大学研究ブランディング事業」の一つとして実施しています。