水循環・生態系再生研究所が長洲町・熊本北部漁業協同組合と連携協力協定を締結

福岡大学産学官連携研究機関水循環・生態系再生研究所(所長:工学部社会デザイン工学科山﨑惟義教授)は、8月3日(月)、熊本県長洲町役場において、長洲町および熊本北部漁業協同組合と連携・協力に関する協定を締結しました。

この協定は、同研究所が、長洲町の干潟の環境保全に協力することを主たる目的としたもので、同町の水産資源の回復・漁獲の向上、地域産業の活性化によるまちづくりの推進等を目指しています。

今後、同研究所では、有明海の大きな課題である干潟のヘドロ化による環境悪化に対応するため、これまでの研究成果を活用し、ヘドロの分解、抑制に取り組んでいく予定です。この活動により、現在減少しているアサリやタイラギ等の二枚貝の減少を食い止めることが期待されています。

本取り組みは、8月4日付け西日本新聞(熊本県版)、有明新報、8月5日付け熊本日日新聞に掲載されました。

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左:熊本北部漁業協同組合 上田代表理事組合長
中央:長洲町 中逸町長
右:水循環・生態系再生研究所 山﨑惟義所長

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挨拶をする山﨑研究所長(左)

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研究の説明を行う渡辺亮一工学部准教授(右)